「きっと芽が出る人の法則」～賢い人はかえって危ないんやな

【私の評価】★★★★☆（83点）

今日の名言

賢い人はかえって危ないんやな。平凡な人に仕事をまかせると、あまり成功もせんが、つぶしもせんで平凡に時を過ごしていく。けど、賢い人は会社を興すが、また同時に会社をつぶすんやな。支配人を決定するとき、あんまり賢い人であったら、うまくやってくれるだろうという期待が持てるかわりに、つぶしよるという点も併せて考えておかんといかんな。賢いから安心ではない。賢い人は独断専行をやるから、危険なんやな。（松下　幸之助）

●多くの松下幸之助の本を読んできましたが、
松下幸之助の人をみる目には
　奥深いものがあります。

　人には長所と短所があって、
　賢い人は良いようだが、
　実は危ないところがあるという。

■逆に着実な人は、
　地道に日々を過ごしていくから
　良くもならないが、悪くなることもない。

自分が見つめられているような
　気さえしてきます。

▼引用は下記の書籍からです。

【私の評価】★★★★☆（83点）

目次

第１章　いまの「不遇」を乗り越えるために
第２章　「芽が出る人」の基本の基本
第３章　対人関係を豊かにするコツ
第４章　成功の入口で心がけるべきこと
第５章　仕事術、見落としやすい一歩のコツ
第６章　より一段高い成功のために
第７章　いただいた質問への答え

著者経歴

江口克彦（えぐち　かつひこ）・・・ＰＨＰ総合研究所代表取締役社長。１９４０年生まれ。慶応義塾大学を卒業後、松下電器に入社。６７年、ＰＨＰ総合研究所。常務取締役、専務取締役、代表取締役副社長を経て、２００４年５月より現職。松下幸之助晩年の２２年間、つねにその側で仕事をし、日々の交流のなかで薫陶をうけてきた。また、経済同友会幹事、稲盛財団評議員、研究提言機構「世界を考える京都座会」コアメンバー、「歴史街道」推進協議会理事、松下社会科学振興財団専務理事等に就任。また内閣総理大臣諮問機関経済審議会特別委員、都市再生推進懇談会委員、松下電器産業株式会社理事等を歴任している

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