「成功は小さい努力の積み重ね」江口 克彦

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成功は小さい努力の積み重ね

【私の評価】★★★★☆(88点)


■やはり松下幸之助の本を読むと
 どうしても姿勢を正してしまうのは
 私だけでしょうか。


 松下幸之助の晩年23年間付き添った
 著者が伝える松下幸之助の人となりです。


■松下幸之助は人を褒めても、叱っても、
 人を感動させることのできる人でした。


 人を叱って感動させるというのは
 どういうものなのかと思いますが、
 そのコトバを読んで少しわかったような気がしました。


 信頼していた君ともあろうものがなぜこんな判断をするのか。
 松下電器の考え方に反しているのではないか。
 そうした思いが伝わってくるのでしょう。


  ・私は何度となく、「きみは何を考えて仕事をしとるんや。
   この仕事できみが正しいと思うことは何や!」と厳しい口調、
   激しい言葉で叱られた。・・・そのように叱られながらも、
   何かしら、松下さんの言葉、叱り方に感動を覚えたのは、
   松下さんが私の人間としての本質や人格といったものを認めて
   くれており、それが伝わっていたからだと思う(p183)


■また、松下幸之助は決断する人でしたが、
 決断の前には多くの人に質問し、意見を聞き、
 決断をくだしていたそうです。


 ただ、意見を聞くにしても意見を鵜呑みにするのではなく、
 自分の判断が本当に正しいのか、現実と離れていないのか、
 チェックしていたのでしょう。


  ・松下さんのように、「わしはこう思うんやけど、あんた、どう思う?
   「これについてあんたの意見はどうかなあ」と声をかけておく・・・
   (p21)


■もう松下幸之助には会えませんが、
 こうした本で会うしかないのでしょう。


 松下幸之助の声が聞こえてくるようでした。


  ・松下さんは、実によく部下に声をかけた。エレベーターで
   偶然乗り合わせた、初めて会った女子社員にも、「あんた、
   どの部門で仕事してるんや?」とか、「機嫌ようやってくれてるか?」
   などとよく話しかけていた(p94)


■姿勢を正して読まされる一冊です。


 本の評価は★4つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


  ・汗を流し、努力に努力を積み重ねるうちに知恵が湧いてくるもんや
   汗の中から生まれたその知恵は本物やな。本物だから人を感動させる
   ことができる、説得し納得させることもできる。(p31)


  ・ほめられるのは嬉しいことだが、ときとして油断が生じる。
   だから逆に叱ってくれる人、注意してくれる人を求め、
   大事にしなさい(p48)


  ・責任者には三つの責任がある。
   仕事の完成と仕事の創造、
   とりわけ、人材の育成
である(p104)


  ・十年後、あるいは五十年後に自分の会社の経営を
   このようにしていきたいという大きな夢、大きな志を、
   現実と戦いながら並行して持っていることが大事である(p35)


  ・松下さんには、日本は必ず発展する。日本には国運があり、
   将来的に非常に希望に燃えた国になるのだという「大楽観」があった。
   しかし・・・問題が山積みしているが、それらを正視し、
   全身全霊、命懸けで取り組むのである(p37)


▼引用は、この本からです。

成功は小さい努力の積み重ね
江口 克彦
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5 偉大な哲人、松下幸之助の愛弟子の言葉

【私の評価】★★★★☆(88点)

■著者紹介・・・江口 克彦(えぐち かつひこ)

 1940年生まれ。 
 松下電器産業入社後、1967年PHP研究所。
 秘書室長、取締役、常務、専務、副社長を経て、
 2004年同社社長。
 著書多数。


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