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「「超」整理法1 押出しファイリング 」野口 悠紀雄

2016/02/14公開 更新
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「超」整理法1 押出しファイリング (中公文庫)


【私の評価】★★★★☆(85点)


要約と感想レビュー

私の個人の資料のファイリングは、基本的に野口さんの超整理法です。仕事別に一つの紙フォルダーに突っ込んで、時間別に並べて置く。こうすることで、1分以内に書類を出すことができるのです。


キャビネットなどで分類して整理しないのは、分類したことによってかえって検索できなくなることがあるからです。分類は明確に分類できるルーチンワークに使うものであり、個人用には適していないと著者は断言しています。


ただ欠点は、要返信などを見落とすと、思い出すきっかけがないということでしょう。そうしたタスクは、赤い封筒に入れて、別に管理しているという。ただ、そうしたミスは、他の整理法でも同じことです。したがって、個人で管理する資料整理は、やはり超整理法が、一番良いのではないでしょうか。野口さん、良い本をありがとうございました。


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この本で私が共感した名言

・机の上に散らばっている書類などを、ひとまとまりごとに封筒に入れる・・封筒裏面の右肩に日付と内容を書く・・本棚の左端から順に並べていく(p49)


・大蔵省のある上司は、「オレは書類は持たない」と豪語し、会議が終わるとすべての資料を部下に返していた(p75)


・封筒の色で区別する。要返信などの「すぐやるファイル」は、赤い封筒に入れて、頻繁にチェックする(p97)


「超」整理法1 押出しファイリング (中公文庫)
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【私の評価】★★★★☆(85点)


目次

序章 情報整理とタイム・マネジメントに賢くなる
第1章 あなたの整理法はまちがっている
第2章 押出しファイリングの基本原理
第3章 押出しファイリングの実際
第4章 パソコンにおける「超」整理法
第5章 整理法の一般理論
終章 その後の展開―インターネットは大成長したが、紙は依然重要



著者経歴

野口 悠紀雄(のぐち ゆきお)・・・1940年生まれ。1964年大蔵省入省。1972年エール大学留学。一橋大学教授、東京大学教授、スタンフォード大学客員教授などを経て、2005年より早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授。


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