「人生の大則」藤尾秀昭
2014/06/23公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(71点)
要約と感想レビュー
人間学を学ぶ雑誌「月刊『致知』」から特集テーマをまとめた一冊です。人間学ですから、いかに生きるのかということ。人は必ず死にます。ただ、一回の人生を私たちは生きているのです。
この一回きりの人生をいかに悔いなく、楽しく、活発に笑顔で生きるのかが、私たちに課された修行なのでしょう。
・絶対不変の真理・・・人は必ず死ぬ・・・自分の人生は自分しか生きられない・・人生は一回限りである(p7)
一度きりの人生ですから、私たちは人生初心者と言えるでしょう。その初心者が自分という乗り物に乗って、人と係わりながら社会という海を渡っていく。人に助けられ、学び、その旅を楽しむことが大事なのでしょう。
過去に生きるのではなく、未来に生きるのでもなく、永遠の今ここに生きるのです。真剣に今を生きるというのが、この本の教えてくれるところです。
・真剣に生きる・・恩を忘れず、恩を返す・・いまここに生きる・・学ぶ(p23)
一度きりの人生に何をするのか。それが決まれば、やることも決まります。思ったより単純なのかもしれません。
藤尾さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・どんな人と一緒になっても、どんなことに出くわしてもつぶされない人格をつくり、幸せに楽しくいられるような人になりたい
坂田道信(p18)
・花は香り人は人柄(p64)
・三つの本能・・・
一は「生きたい」
二は「知りたい」
三は「仲間になりたい」
林成之(p17)
・絶対に成功しないという条件・・・
一つは言われたことしかしない人、
二つは楽をして仕事をしようとする・・
三つは続かないという性格・・・
そして四つはすぐに不貞腐れる人である(p38)
【私の評価】★★★☆☆(71点)
目次
第1章 絶対不変の真理
第2章 大人の幸福論
第3章 いまをどう生きるのか
第4章 人生の秘訣
第5章 成功者の共通点
第6章 絶対に成功しない条件
第7章 創業の精神
第8章 上に立つ者の条件
第9章 切に生きる
第10章 人生の大則
著者経歴
藤尾 秀昭(ふじお ひであき)・・・1978年の創刊以来、月刊誌『致知』の編集に携わる。1979年に編集長に就任。1992年に致知出版社代表取締役社長に就任。現在代表取締役社長兼編集長。『致知』は「人間学」をテーマに一貫した編集方針を貫いてきた雑誌である。
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