「人を動かす伝え方」中谷 彰宏
2013/05/28公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(70点)
要約と感想レビュー
■中谷さんは、いつものように軽やかに、
「これなら伝わる」をテーマに、
語っていきます。
まずは、職場でどう伝えるのかが、
大切でしょう。
ポイントを押さえて、
根拠を示しながら、
実際にやりながら教えてあげるのが、
効率的ではないでしょうか。
・書かれたものより、目の前で書きながら(p79)
■そして、言葉も大切です。
どう表現するのか。
何をネタにするのか。
どう伝えるかで、
伝わり方が変わるのですね。
・「昨日さ・・・」と言われたほうが、「そういう経験、あるある」と伝わります(p156)
■私はやっぱり自分の体験を
ストーリーで伝えるのがいいなと思いました。
仕事も人生も人間関係ですから、
伝え方が大切ですね。
中谷さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・丁寧すぎると、伝わらない。・・・「ローソンの角を曲がる」とだけ書けばOKです(p29)
・指示は、「なぜならば」で伝わる(p106)
・「ここがいい」より「ここが好き」(p63)
・「七人の侍」は強そう。「7、8人の侍」は弱そう。(p42)
・「電子レンジで温めるだけで、香ばしい食感が得られます」と言うより、「チンするだけで、サクサク」(p97)
・一番熱心に聞いている人に、伝える(p85)
・ダルビッシュ投手がアメリカのメジャーリーグに行ったばかりのころ・・フォアボールが多くなりました。ピッチングコーチは「フォアボールなんかいくらでも出していい」とアドバイスしました(p61)
【私の評価】★★★☆☆(70点)
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目次
第1章 聞き手の気持ちになってみることで、伝わる。
第2章 「言いかえる」ことで、伝わる。
第3章 「伝え方」を意識するだけで、変わる。
第4章 伝わる質問を、しよう。
第5章 人に好かれる、伝え方
第6章 伝わるから、笑ってもらえる。
第7章 オノマトペで、気持ちを深く伝える。
著者経歴
中谷彰宏(なかたに あきひろ)・・・1959年、大阪府生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。1984年、博報堂入社。CMプランナーとして、テレビ、ラジオCMの企画、演出をする。1991年、独立し、(株)中谷彰宏事務所を設立。ビジネス書から、恋愛エッセイ、小説まで、多岐にわたるジャンルで、数多くのベストセラー、ロングセラーを送り出す
読んでいただきありがとうございました!
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