「「どうせ変われない」とあなたが思うのは、「ありのままの自分」を受け容れたくないからだ」千田琢哉
2013/04/24公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(83点)
■コンサルタントが教える
自分との向き合い方です。
人生や組織のなかで
いかに自分らしく生きるのか。
ビジネスマンを対象とした一冊だと
思いました。
・「自分らしさ」・・・とくに努力らしい努力をしているわけでもないのに、周囲から勝手に評価されてしまったことはないだろうか(p19)
■仕事というものは基本的に人間関係です。
上司と部下という役割分担があり、
そうした役割をこなしつつ、
目標を達成していく。
そこには対立もあれば、
協調もある。
敵もいれば味方もいる。
自分の意見が通ることもあれば、
通らないこともある。
そうした中で自分らしさを
出していけるというのは
楽しいことではないでしょうか。
・その場その場で媚びることなく自分の意見を述べておけば、長期的には信頼されるようになる。対立相手にも「敵ながらあっぱれ」と思わせることができる(p87)
■仕事においては悩むことが多いと思います。
失敗し叱責されることもあるでしょう。
自信を失うこともあるでしょう。
そうした壁を乗り越えることができるよう、
この本の役割があるのだと思いました。
千田さん
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・今から理想の自分を演じよう。そして、数々の壁にぶち当たろう。(p61)
・あなたの人生は、あなたの根拠なき思い込みで創る彫刻だ。(p34)
・三日坊主のコレクションをしていると、ついうっかり4日継続してしまうものに遭遇する。それがあなたの才能である可能性が高い。(p53)
・まず「売れる企画」で周囲を黙らせるのだ(p96)
・頼りない上司の下で働けるのは最高の環境だ。あなたが上司の代わりにいろんな仕事ができるからだ(p110)
・相手がどんな厭味を言ってこようが、ニッコリ満面の笑顔みでこう応えて差し上げればいい。「褒め言葉として受け取っておきます」(p133)
・結果を出す傲慢な人材は、いずれ人間性も兼ねて立派になる。(p140)
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【私の評価】★★★★☆(83点)
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■目次
【1章】「ありのままの自分」を直視するとはどういうことか?
【2章】「方向性を定める」とはどういうことか?
【3章】「組織の中で生きる」とはどういうことか?
【4章】「自分らしく生きる」とはどういうことか?
読んでいただきありがとうございました!
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