「ハーバード流宴会術」児玉 教仁
2012/12/17公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
要約と感想レビュー
■三菱商事から
ハーバードへ進んだ児玉さん。
三菱商事の宴会術を
ハーバード的にこの本で
一般化してしまいました。
日本の宴会術は、OJTと失敗で
後輩に受け継がれるもの。
ですが、今の時代は、
こうした本を
求めているのでしょう。
・お店には必ず一度、下見に行け(p51)
■幹事の手腕が求められるのは、
宴会の事前調整と、
盛り上がりです。
事前調整は、
スピードと企画と根回しでしょう。
女性を味方につけるのが、
ポイントです。
企画は、やはり
みんなが楽しめるのがいい。
クイズ企画が王道のようです。
・参加型ゲームの王道は、「チーム対抗クイズ」・・・愛社度確認クイズ・・・グーグルクイズ・・・イントロ音楽あてクイズ・・・ピンポンパンゲーム(p222)
■宴会になったら、
気配りが必要となります。
お酌する、名前を覚える、
話題を振る。
これが幹事の役割です。
名前を覚えるために、
トイレに行って手帳に書くのは、
ときどき私もやるなあ。
・人の名前を覚える・・・大人数のときは、図解する・・・一度覚えたら早々にトイレにたち、席順とともに名前をパパっと書き込んでいくやり方です(p134)
■三菱商事の宴会術がわかるなら、
お安いものではないでしょうか。
★4つとします。
児玉さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・この日程調整は、一気呵成によるのがミソです・・・開会の挨拶・乾杯の音頭も前倒しで頼むのが礼儀(p45)
・海外では一度名前を聞いたのに、その人をHeとかSheで呼ぶと、「名前を覚えてない」と思われてしまいます。・・・奥さんと子どもの名前を宴会の前に予習して、当日は必ず名前を呼んであげてください(p104)
・明らかなセクハラを見かけたらセクハラの犯人を、その場でどこかに連れていき、諌めましょう・・・相手が酔っていようが、先輩だろうが上司だろうが関係ありません(p148)
・僕は15年間、カラオケで座ったことはほとんどありません。・・・あくまで主役は歌い手であるということです(p244)
・強い立場を利用して「偉ぶる」のは弱い人です(p124)
▼引用は下記の書籍からです。
【私の評価】★★★★☆(84点)
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