「他人に軽く扱われない技法」内藤 誼人
2012/11/05公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(81点)
■組織のなかで仕事をするうえでは、
いろいろな人がいますので、
それに対応していかなくてはなりません。
特に、頭の悪い人に限って、
自分を誇示させるためなのか、
ケンカを売ってくる場合があります。
最初の対応を誤ると、
調子に乗ってくるのも、
こうした人の特徴です。
・「キミは、理解が遅いな」と指摘されたら、
「そうなんです、理解力が足りないんですよ。
ですから、もう少し詳しく説明してください」と
切り返すべきである(p37)
■基本的には仕事を一生懸命して、
自分の職場での位置を固めること。
これが基本でしょう。
仕事の成果を出しながら、
言うことは言う。
そうすることで、
「この人は、一言ある人だな」
という共通認識をみんなに
持ってもらうことが
大切なのだと思います。
・一流になれるかどうかを決めるのは、なんのことはない、
努力ができるかどうかの問題なのだ。とにかく、
がむしゃらに頑張っている人が勝つのである。(p178)
■仕事に真剣なら、
対立があることも必要でしょう。
それくらいの意識で
仕事をしていきたいものです。
内藤さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・「おっしゃることには賛成なのですが、
○○のようなケースにも、同じことが
本当に当てはまりますかね?」
などと、口では賛成といいながら、
実質的には反対する(p97)
・やさしいのではなく、
ただ単に「弱気な人」である場合が多い・・
他人には「怖れられる」存在であってよい。
それくらい強気でいないと、
気迫や、気合いを身体から滲みださせることが
できないからである(p196)
・自分は大作家なのだと思い込み、
「今すぐは、とてもムリだがね。
半年くらい待ってもらえるなら、
あなたのところで書いてあげてもいいんだよ」という
横柄な態度を実験的にとってみると、
これが意外なことに、うまくいく(p60)
・心に余裕を持ちたいなら、
自分の視点をたえず「1カ月後」に設定しておく(p189)
【私の評価】★★★★☆(81点)
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