「心理学者が教える 思いどおりに人を動かすブラック文章術」内藤 誼人
2012/05/15公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(82点)
■非常に読みやすく書かれた、
書き方、交渉術の一冊です。
気楽な中に、
ぽつ、ぽつ、と大切なことが
書かれてあって、
ちょっとドキリとしました。
・常識とは反することを述べよ・・・他の人とは逆のことを書けばいいのだ(p62)
■私が特に印象深かったのは、
・常識と反対のことを話す。
・強調したいところは、逆に「忘れるように」言う。
・叱るのではなく、悲しむ
といった、人を動かす技術。
実は私もよく使っている技術なので、
ドキリとしたのです。
・「こんな意見など、無視してもけっこうなのだが・・」こういう枕詞を置いてから、強調したいことをつづけるのである(p49)
■非常に評価の難しい本だと思います。
お気楽すぎる!という評価もあると思いますが、
使い方では、これはすごい!
という効果が出るはず。
中間をとって★4つとしました。
使い方、要注意です!
内藤さん、良い本を
ありがとうございました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・怒ったり、叱ったりするのではなく、「あなたがそういう人間だとは思わなかったよ・・と悲しんで見せたほうが、その人間のやる気を煽ることもあるようだ(p117)
・どんな議論でもそうだが、ひとつ言われたら、こちらからもひとつ言い返すことが大切なのであって、その簡単な方法のひとつが「お前もな」という切り返しなのである(p210)
・困った質問をされたときには、逆質問で返す・・・「どうして給料をあげていただけないんですか?」「・・キミの昇給を認めるだけの理由を挙げてごらん」(p211)
・一度くらいはそうやってキレてみるのもいいだろう。なぜかといえば、そうやって強く見せたほうが、相手からナメられることがなくなり、仕事もやりやすくなるからである(p218)
・契約の話を持ち出すと、「俺が信用できないのか」と反撃してくる人がいる。そんなに感情的だからこそ、契約でも結ばなければ危なっかしくて仕事を受けられない(p207)
▼引用は下記の書籍からです。
あさ出版
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【私の評価】★★★★☆(82点)
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