「一生を変えるほんの小さなコツ」野澤 卓央
2012/11/06公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(92点)
要約と感想レビュー
■メルマガ「たった一つの小さな「コツ」が
あなたを変える」を発行している
野澤さんの一冊です。
1998日連続発行で、
もう少しで2000日ですね。
メルマガで紹介した「小さなコツ」を
65個集めたもので、
65/2000に凝縮された内容は、
なかなか心に響きます。
・人はあなたが何を言うかではなく、何をするかを見ているんだよ(p42)
■出てくる言葉はとてもシンプル。
シンプルなのに心に響くのは、
それが人から教えてもらったことだから。
そして、
その人に聞いたときの
エピソードがあるから
なのでしょう。
余命3か月のおじいさんから
聞いた言葉は、
次のようなものでした。
・別れ際、おじいさんが僕に言いました。「花は来年もまた咲くが、若さは2度咲かない。しっかり咲けよ」(p176)
■最初のページに
「進む方向を1°変えると
10年後のあなたは
今とまったく違う場所にいる」
と書いてありますが、
まったくそのとおりだと思います。
それが、習慣の力なのでしょう。
・毎日5分だけ片づける(p130)
■事業に失敗し、多額の借金を背負ったことも
あったようですが、
これもこの本の内容を
厚くしているようです。
やった人や体験した人と、
本で知っているだけの知識とは
まったく違うということです。
■シンプルなのに心に響く一冊です。
★5としました。
野澤さん、
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・人からダメだと言われてやめるのと自分で体験してダメだと知るのは違う(p88)
・カンボジアで、5歳の女の子と出会いました。彼女は、生きるため、家族のために一生懸命働いていました。その姿を見て僕は、何がしたいかわからないという理由でフラフラしている自分が情けなく思え、何て贅沢なことで悩んでいたのだろうと涙が出てきました(p4)
・今いるあなたは、未来のあなたが後悔したことをやり直すために、戻ってきた(p60)
・後悔しない「今日」の過ごし方・・・一つだけ大切なことを見つけてやり遂げる(p143)
・やりがいは探すものではなく、一生懸命取り組んだあとで感じるもの(p107)
・この瞬間、瞬間、自分は試されている(p133)
【私の評価】★★★★★(92点)
著者経歴
野澤卓央(のざわ たくお)・・・1977年、愛知県生まれ。小さなコツの専門家。株式会社ラボ代表取締役。小学6年生~中学時代は不登校。高校時代も退学寸前の問題児だったが、友人の母親からの愛情ある励ましで更生。大学卒業後、25歳までアジア放浪の旅を続ける。帰国後、青果市場勤務を経て、美容室を運営する友人の会社に入社。企業内起業で美容室向け商材の事業部を立ち上げ、1年で年商1億円を超える部署に成長させる。2006年に独立し株式会社ラボを設立。自らの気づきや尊敬する人たちからの教えを『たった1つの小さな「コツ」があなたを変える』というメールマガジンとして配信し始める。途中1億円近い借金を背負う体験や、人間関係、心の扱い方の糸口を見つけていく過程を今も3800日以上毎日配信し続け、現在までに6冊の著書になっている。現在は、社内風土・感情や意識の扱い方・自己理解を知識でなく体現できるようになる研修を、企業、学校、NHK文化センターなど国内外で行なっている。
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小学校6年の娘が非常に落ち込んでいたので、
この本を見せて、ここを読んで、と言って渡したら、
娘が読んで元気になっり、うれしかったです。