「仕事はおもしろい―当代きっての実業家が明かす仕事術の神髄!」斎藤 一人
2012/06/25公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(94点)
要約と感想レビュー
毎度、斎藤 一人さんのテープから書籍化した一冊です。今回のテーマは商売。仕事で成功するためのコツをおしえてもらいます。まず、実力が必要だという。本当のプロでないと生き残れないのが今の時代なのです。
・真剣に仕事しなきゃダメなんだよ。プロじゃ食えないんだよ。プロ中のプロにならなきゃ。プロで食えたのは二十世紀まで。(p36)
つまり、端的に言えば、プロにならなくてはならない。そのためには、仕事をおもしろいと思えなければいけない。で、仕事って、本当は一生懸命すると楽しいもの。それって、甲子園球児が、野球に打ち込んでいるのと、本来は同じはずなんだよね、ていうのが一人さんの見解です。
・高校野球だって、苦労して甲子園に来たやつはいないんだ。・・・好きなことを一生懸命やったんだよね。ところが、野球でがんばれた人も、社会に出るとあんまり働かなくなっちゃうことがあるんだよ。野球にはおもしろさは見つけられても、仕事におもしろさ見つけられなかったんだね(p52)
だから、幸せ言葉を言う人にならなくてはいけない。そうすれば、魅力のある人になる。自分に魅力があれば、何でもうまくいくのです。魅力さえあれば、仕事も人も惹きつけられてくるものなんですね。
・いつも会社に行って泣きごと言って、「部長がいやんなっちゃう」とかって言ってるのと、部長に「私のこと叱ってくれてうれしいですよ」って言うのとでは、「あれ、いつもと言うこと違うな」。わかるかい。(p75)
実は私は、一人さんのテープは20巻くらい持っていて、会社へ行く途中の車で何度も聞いています。良い話は何度も聞くものですね。斎藤一人さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・成功とは旅路なんだよ。自分が決めた道をとことこ歩いているときに、ドラマが起きる。そこで人と出会うんだよ。(p22)
・会社行ったらバリバリ仕事して、隣のやる仕事手伝って、いい仕事して。正道を、正道に出世することを考えるんだよ。一生懸命やってれば楽しいんだよ。(p129)
・人の魅力って、その人が限界を超えたときに出てくるんです。しゃべるのが苦手な人が一生懸命しゃべってると、人に大きな感動を与えるものなんです。・・・苦手なことに挑戦している姿は、すてきなんです。(p152)
・人間ってね、総面積が決まってるのね。だから、なにかがずば抜けている人は、反対がへっこんでるね。・・・へっこんでるのを、こっちを削ってこっちを埋めちゃうと普通の人になっちゃうから、それじゃあ、つまらなくなっちゃうんだよね。(p74)
・私は体が悪いから、毎日家で本読んでたんだよ。一日3冊ずつ、本読んでた。せっせせっせと本読んでたんだよ。(p127)
・『人を動かす』や、『マーフィー100の成功法則』といった名著を、仲間みんなで読んだよね。(p148)
▼引用は下記の書籍からです。
マキノ出版
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【私の評価】★★★★★(94点)
著者経歴
斎藤 一人(さいとう ひとり)・・・1948年生まれ。銀座まるかん創業者。1993年から11年間連続で全国高額納税者番付10位以内。
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お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|
素晴らしい記事をありがとうございます。
斎藤一人さんの仕事はおもしろいのポイントがまとまっている書評を探しているとこのサイトにたどり着きました。
この文章から自習用の音声テープを作りたいと思います。
本当にありがとうございました。