「君の人生を変える100の小さな習慣」藤野 英人
2012/06/24公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
要約と感想レビュー
サブスク(継続課金)の実例
仕事における基本的な考え方をまとめた一冊です。20代の人向けでしょう。もし、社会人でこの本を読んで、これはすごい本だ!と感じたらまずいかもしれません。なぜなら、元気な声で「おはようございます」と言ってみようとか、会社で一番早く出社しようとか、まめになろうと心がけようとか、継続できるスポーツを見つけようなどは当然のことのように感じるからです。
しかし、あらゆる項目に対して、具体的に動いている、習慣化するのは難しいかもしれません。だからこそこうした本で、自分ができていないところをチェックするという使い方が有効なのでしょう。つまり、わかってはいたけれども、自分の習慣にできていないことを再確認できるのです。あ、これ習慣化できてないな。そうした気づきが、習慣化への第一歩なのです。
・「勝つか負けるか」ではなく「勝つか学ぶか」と考えよう(p70)
20代の方は、ぱらぱらと目次をチェックして、自分に必要な本であるかどうか考えてみてください。基本の基本ですから、できていないとまずいのです。藤野さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・会いたい人には会いに行こう・・・大概の人には会うことのできる時代(p72)
・年に1回は分不相応なレストランに行ってみよう(p100)
・存在感のない人間より空気が読めないと揶揄される人間でいい(p158)
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
目次
【1】会社で一番早く出社しよう
【2】元気な声で「おはようございます」と言ってみよう
【3】大きな声で挨拶できなければ、会釈して頭を下げることに慣れよう
【4】頭を下げることはカッコいいことだと考えよう
【5】SNSやブログなどで発信してみよう
【6】毎日30分、勉強してみよう
【7】週に1冊、本を読んでみよう
【8】本が苦手なら漫画を読もう
【9】NHKの語学番組を積極的に活用しよう
【10】積極的に旅に出よう
【11】海外で仕事か勉強をする機会を20代のうちにもとう
【12】体を鍛えよう
【13】継続できるスポーツを見つけよう
【14】カラオケ・ゴルフ・ワインなどオジサンの好きなことに興味をもとう
【15】年上の人と積極的に付き合おう
【16】業界の違う友人をもとう
【17】異性の友人をもとう
【18】趣味の仲間との交流を深めよう
【19】同級生や同窓生と定期的に会ってみよう
【20】故郷や親戚との関係を大切にしよう
【21】舞台でパフォーマンスをする機会を作ろう
【22】将来(もしくはいま)、社会人大学院に通ってみよう
【23】人をたくさん褒めよう
【24】たくさん恋をしよう
【25】ラブレターをたくさん書こう
【26】たくさん失恋しよう
【27】たくさん失敗しよう
【28】「勝つか負けるか」ではなく「勝つか学ぶか」と考えよう
【29】会いたい人には会いに行こう
【30】映画を観よう
【31】絵画を観よう
【32】音楽を聴こう
【33】絵を描いたり、書道をしたり、何かを創ってみよう
【34】歌を歌ってみよう、楽器を演奏してみよう
【35】雑誌をたくさん読もう
【36】年賀状に力を入れよう
【37】人と会ったらメモを取ることを心がけよう
【38】手帳にこだわろう
【39】株式投資をやってみよう
【40】新聞をしっかり読もう
【41】目標となる人やライバルを探そう
【42】目標となる人やライバルと会ったり、食事をする機会をもとう
【43】年に1回は分不相応なレストランに行ってみよう
【44】三日坊主でもよい
【45】完璧主義者になるな
【46】有言実行でいよう
【47】実行できないなら、まず有言であれ
【48】他人には常に感謝の気持ちで接しよう
【49】まずは清潔であれ
【50】おしゃれに気を遣おう
【51】小物にも気を遣おう
【52】百貨店や家電量販店を月に一度は見てみよう
【53】流行に敏感であろうと努めよう
【54】日本の文化に接する機会をもとう
【55】オリジナル名刺を作ってみよう
【56】セミナーや講演会では、前のほうに座るようにしよう
【57】セミナーや講演会では、講師に相槌を打ちながら聞こう
【58】セミナーや講演会では、必ず質問をしよう
【59】セミナーや講演会が終わったら、必ず名刺交換をしよう
【60】セミナーや講演会で名刺交換した人には、後でお礼状を書こう
【61】無料の講座に申し込んで話を聞いてみよう
【62】自分用プレゼンを作っておこう
【63】NPOやNGOの活動に参加してみよう
【64】飲み会の幹事に積極的になろう
【65】お金がないなら志をもとう
【66】小さなプライドはきれいさっぱり捨て去ろう
【67】常に視野を大きくもとう
【68】足元をしっかり見つめよう
【69】他人の痛みに敏感な人であろう
【70】弱者に手を差し伸べる人であれ
【71】できないこと、わからないことをはっきり言おう
【72】存在感のない人間より、空気が読めないと揶揄される人間でいい
【73】最新の技術や科学に関心をもとう
【74】環境問題について敏感であれ
【75】自分の幸せより他人の幸せを最優先に考えよう
【76】社会人になっても予定表を作ろう
【77】まめになろうと心がけよう
【78】面白いギャグや一発芸を身につけてみよう
【79】不器用であれば、不器用で売り込めないか考えてみよう
【80】食べ物に気をつけて、食事の内容に関心をもとう
【81】見たい、聞きたい、知りたいという好奇心をもとう
【82】怒る前に1分間、考える習慣をつけよう
【83】他人と自分の違いを個性と受け止め、尊重するようにしよう
【84】誰からでも学ぶ姿勢を貫こう
【85】ケータイを使いこなそう
【86】パソコンに精通しよう
【87】どこででも寝られるようにしよう
【88】テレビからも積極的に情報を入手しよう
【89】いっそのことテレビを捨てよう
【90】疲れたら休もう
【91】自分を許そう
【92】どうしようもなくなったら逃げることも考えよう
【93】どんな状況も楽しもう
【94】若者批判に同調しない
【95】自分には100万人の仲間がいると想像してみよう
【96】普通の家庭や普通の人生というものはないと考えよう
【97】話してもすぐにはわかり合えないことを理解しよう
【98】お金を大切にしよう
【99】「何もない」も武器になる
【100】何かあったら、この100か条を見返そう
著者経歴
藤野 英人(ふじの ひでと)・・・投資家、ファンドマネージャー。1966年富山県生まれ。早稲田大学卒業後、野村證券、JPモルガン、ゴールドマン・サックス系の資産運用会社を経て、2003年にレオス・キャピタルワークスを創業。取締役・最高運用責任者(CIO)として、成長する日本株に投資する「ひふみ投信」を運用し、高パフォーマンスを上げ続けている。
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