「小さな経営論」藤尾 秀昭
2011/06/07公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(86点)
要約と感想レビュー
この本は、月刊「致知」の編集長、藤尾さんの講演会です。内容は、いかにも「致知」らしく「いかに生きるか」というまじめな内容になっています。楽しく仕事に打ち込みましょう。それが自分を育ててくれる、ということです。
・花が咲くまで十年かかる。毎日一所懸命、人が知らないところでコツコツコツコツ、誤魔かさないで急がないでやっていったら、十年後に花が咲くんです。(p27)
会社も良い経営というものがあるように、人の人生にも良い経営というものがあるのでしょう。コツコツ、まじめに人のためになることをしていれば、成功するということと理解しました。藤尾さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・「天から与えられる天職なんかない」・・・天職というのは自分がやっている仕事なんです。「これが天職だ」と思った瞬間に、その仕事が天職になるんです。(p91)
・一人だけの時間にどういう思いを持っているか、それがその人の運命を決めていきますよ、という意味です(p20)
・二十六、七歳だった稲盛さんは、自分が工場に布団を持ち込んで仕事をするタイプだから、社員にもそうしろというわけです・・・だから京都では狂徒セラミックといわれたそうです(p129)
致知出版社
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【私の評価】★★★★☆(86点)
著者経歴
藤尾 秀昭(ふじお ひであき)・・・1978年の創刊以来、月刊誌『致知』の編集に携わる。1979年に編集長に就任。1992年に致知出版社代表取締役社長に就任。現在代表取締役社長兼編集長。『致知』は「人間学」をテーマに一貫した編集方針を貫いてきた雑誌である。
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