【私の評価】★★★★☆(89点)
■ストーリー作りの天才、
喜多川さんの一冊です。
今回も、またやられてしまいました。
クラスの友だちからいじめられていた
14歳の美輝が、
病院で老人と出会います。
そして、その老人との対話を通じて、
自分の心を晴れやかにする方法を
学んでいきます。
・そのうち、起こることに幸、不幸を左右されるのではなく、
そのとらえ方を考えることによって
幸、不幸を自分でコントロールできるようになる(p38)
■美輝は、中学校で人間関係に悩んでいましたが、
同じような境遇にいる人は、
思いの他、多いのではないでしょうか。
では、どうすれば、いいのか。
どうすれば、
人間関係をよくすることができるのか?
自分を幸せにするには?
家庭も学校もその答えを
教えてくれるところは少ないように思います。
だからこそ、この本が
必要とされているのでしょう。
・『幸せになりたい』じゃなくて
『幸せだなあ』じゃ(p14)
■後半、やや複雑になってしまいましたので、
★4つとしましたが、
大切なことを伝えてくれる
良書だと思います。
喜多川さん、よい本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・人間は、自分が探しているものしか
見つけることができないんじゃよ(p26)
・目の前にあるものを見て、
誰かの喜ぶ顔が浮かぶ人は、
何をやっても成功する人じゃよ(p25)
・自分の居場所を増やすのはとてもいいことじゃ。・・・
ただ、別に自分に自信を持つために何かができなければ
ならないというのではない。今のままのお前さんでも
十分自分に自信を持つことができる(p67)
幻冬舎
売り上げランキング: 1820




【私の評価】★★★★☆(89点)
■著者紹介・・・喜多川 泰(きたがわ やすし)
1998年横浜市に学習塾「聡明舎」を設立。
子どもたちに学ぶことの大切さを伝えるために、
自己啓発小説も多数発表。
読んでいただきありがとうございました!
いつも応援ありがとうございます。
人気ブログランキング
に投票する
メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」 44,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。 |
配信には『まぐまぐ』を使用しております。 |
お気に入りに追加|本のソムリエ公式サイト|一日一冊:今日の名言