「13歳からのシンプルな生き方哲学」船井 幸雄
2010/04/06公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(86点)
■船井先生が中学生に
成功哲学を教えるという一冊です。
簡単に読めそうなので、
家内が買ってきたのですが、
内容はすべての社会人に適用できる
十分な内容になっていました。
・人生を上手に生きるには、目の前に来た
自分のやるべきことをとにかく一所懸命に
やることだとわかります(p79)
■私は、「はじめに」にある船井さんの
子どもの頃の5つのエピソードだけで、
この本を読む価値があると思いました。
松下幸之助から「ツイてる人と付き合いなさい」
と教えてもらったこと。
「9 to 5 パーソン」になってはいけないと、
GHQの将校に教えてもらったこと。
これだけでもう十分でしょう。
・松下(幸之助)さんは「ツイている人になりたかったら、
ツキのある人とつきあいなさい。人には、その人の最も
してほしいことをしてあげなさい」
と教えてくれたのです(p11)
■最後に、船井さんから「手紙を書くこと」を
習慣づけなさいとのお話がありました。
これは、「やろうやろう」と思って、
できていないことでした。
一日一冊から、次は
一日一枚にチャレンジしましょうか。
・とくに入社式の際に必ず言うことは、
「メモをとる、手紙を書く、この二つを
まずはクセづけてください」ということです(p118)
■この本に書いてあることができたら、
だれでも成功するでしょう。
そういう本です。
船井さん、よい本をありがとうございました。
━━━━━━━━━━━
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・その将校は、あるとき親しくなった数人の生徒を
家に招いてくれ、そのときに「9 to 5 パーソンに
なってはいけないよ」と教えてくれたのです。
「9 to 5 パーソン」とは、9時から5時までだけを、
仕事をする時間だと割り切り、後は余暇を楽しむことに
精を出す人間のことです(p10)
・私は経営アドバイスをするなかで・・・
何か業績に関係するのかというと、
その人が「どれだけ命がけで働くか」、
この一点でした。(p61)
・飛行機以外でも、ちょっと無理をしてでも
一流のホテルに泊ってみたり、
一流の料理を出すレストランに行ってみてください(p67)
・仕事ができる人とは、
必ず即時処理が上手な人です(p96)
・私は勇気のことを、
「よいと思うことをやり、
悪いと思うことをやめること」と
思っています(p112)
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【私の評価】★★★★☆(86点)
■著者経歴・・・船井 幸雄(ふない ゆきお)
1933年生まれ。日本マネジメント協会の経営コンサルタント、理事などを経て、1970年に(株)日本マーケティングセンターを設立。1985年同社を(株)船井総合研究所に社名変更。1988年、株式を上場。現在、(株)船井本社の会長。
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