「パチンコ「30兆円の闇」」溝口 敦

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パチンコ「30兆円の闇」 (小学館文庫)

【私の評価】★★★★☆(81点)


■電力業界の売上が20兆円もいきませんので、
 30兆円のパチンコ業界は一つの
 巨大産業といえるでしょう。


 この本では、8割が北朝鮮系、韓国系といわれる
 パチンコ業界についてレポートしています。


■まず、問題となるのが、これだけの業界でありながら、
 パチンコ専用の法律が存在しないことです。


 現在は風営法(風俗営業等の規制及び
 業務の適正化等に関する法律)が適用されていますので、
 警察がパチンコ業界をコントロールしているのです。


・署長は1回動くたびに400万~500万円入る。
 場所がよければ3回異動すれば家が一軒建つとさえ
 いわれている。(p34)


■次に問題となるのは、
 こうした警察と密接な業界が、
 完全なカジノ化し、多くのギャンブル中毒者と
 経済的破産者を生み出しているということでしょう。


 そしてその金の8割は在日のものとなり、
 一部は北朝鮮、警察に還流しているわけです。


■アルコールやたばこを禁止できないように
 ギャンブルを禁止することも難しいでしょう。


 しかし、そこに一定の規制というものが
 必要ではないでしょうか。
 (徹底的に税務調査に入るなど)


■日本の闇を見るような一冊でした。


 これで日本は大丈夫なんだろうか・・・
 と考えさせられる一冊です。


 「軒先を貸して母屋を取られる」
  ではなくて、
 「軒先を貸して、お金を取られ、
  ロケットが降ってくる」


 本の評価としては★4つとしました。


─────────────────

■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・76年、在日朝鮮人商工会(挑戦総連系)と国税庁は
 「五箇条の密約」を交わしている・・・
 北系のパチンコ店などに
 万一税務調査が入っても決算書などの
 経理書類を商工会を通じて出せば、
 税務署はほぼノーチェックで通してきたという経緯がある。
 さすがに最近は改められたようだが・・・(p222)


・『レジャー白書2004』には03年の
 パチンコの市場規模は29兆6340億円とある。
 中央競馬の年間売り上げが3兆円、
 競輪が1兆円、競艇が1兆1000億円、
 宝くじが1兆円だから、他のギャンブルが
 束になってもパチンコ一業種にかなわない(p14)


・パチンコで1日10万円やられた、
 逆に20万円儲けた、
 という客は掃いて捨てるほどいる。
 つまりパチンコは庶民の
 健全な娯楽ではなくなり、
 札びらの飛び交う鉄火場に様変わりした(p253)


▼引用は、この本からです。

パチンコ「30兆円の闇」 (小学館文庫)
溝口 敦
小学館
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【私の評価】★★★★☆(81点)



■著者紹介・・・溝口 敦(みぞぐち あつし)

 1942年生まれ。
 暴力団や中国マフィアから宗教、食の安全まで
 幅広く調査、レポートしている。
 ノンフィクションの著書多数。


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