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【書評】「この世でいちばん大事な「カネ」の話」」西原 理恵子

2009/12/05公開 更新
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この世でいちばん大事な「カネ」の話 (角川文庫)


【私の評価】★★☆☆☆(66点)


要約と感想レビュー


お父さんはバクチ打ち

著者のお父さんはアルコール依存症。新しいお父さんはバクチ打ち。必然的に著者はヤンキーになってしまいました。


「貧しさ」は連鎖するというのが、著者の経験的結論のようです。


「貧しさ」は連鎖する。それと一緒に埋められない「さびしさ」も連鎖していく(p32)

マージャンにはまる

漫画家として生活できるようになると、著者自身がマージャンにはまってしまいました。


あれほど嫌っていた父親と同じ状況になってしまったのです。


結論から言うと、わたしは麻雀に十年ハマって、トータルで五千万円くらい持っていかれちゃった(p127)

親は自分で選べません

自分の親は自分で選べませんので、運命というものもあるのでしょう。


この本を読んで、私は運が良かったと感じました。両親に感謝したいと思います。


本の評価としては、運の良い人にはあまり関係がないので、★2つとしました。


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この本で私が共感した名言


・大人って、自分が働いて得た「カネ」で、ひとつひとつ「自由」を買っているんだと思う(p102)


・ギャンブルが本来は「そういうものだとわかっているけど、だまされることを楽しむ」という、大人の粋な遊び(p132)


・借金。地獄への片道キップ・・・ギャンブル、バクチって、お酒やたばこと一緒なんだよ。やりすぎると中毒で体を壊す(p143)


・アルバイトと世界放浪は、男の子の必修科目だからね!」って、今のうちから言ってあるんだよ(p186)


▼引用は、この本からです。


【私の評価】★★☆☆☆(66点)


目次


第1章 どん底で息をし、どん底で眠っていた。「カネ」がないって、つまりはそういうことだった。
第2章 自分で「カネ」を稼ぐということは、自由を手に入れるということだった。
第3章 ギャンブル、為替、そして借金。「カネ」を失うことで見えてくるもの。
第4章 自分探しの迷路は、「カネ」という視点を持てば、ぶっちぎれる。
第5章 外に出て行くこと。「カネ」の向こう側へ行こうとすること。


著者紹介


西原 理恵子(にしはら りえこ)・・・1964年生まれ。漫画家。


ギャンブル関連書籍


「やめられないギャンブル地獄からの生還」帚木 蓬生
「本当の依存症の話をしよう -ラットパークと薬物戦争」スチュアート・マクミラン、松本俊彦、小原圭司
「この世でいちばん大事な「カネ」の話」」西原 理恵子
「熔ける 再び そして会社も失った」井川 意高


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