「ビジネスマンのための「発見力」養成講座」小宮 一慶
2008/08/21公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
要約と感想レビュー
「一時が万事」と言いますが、ちょっとしたことが、その組織体の風土を表していることがよくあります。
たとえば、工場の床がきれい→○。お客様に、だれでも挨拶する→○。役員用のエレベーターがある→×。会社に一歩、足を踏み入れるとその会社の風土がわかるのです。
・お客さまからの電話に対し、担当者が「会議中です」と言って出ない会社はだめな会社です。(p78)
著者は、こうしたことに気づくためには、目的意識、定点観測、仮説が大切だと言います。目的意識を持つことで、見えていなかったことが見えてきて、定点観測で、変化が見えるのです。
銀行マンらしい視点を学べる一冊です。こうした指標はだれでも持っていると思いますが、それを集めてみるのも楽しいかもしれませんね。
本の評価としては、★3つとします。
この本で私が共感した名言
・サラダバーのプチトマトのへたを取ってあれば一流ホテル!(p53)
・お金に困っている会社の社長が私のところに飛び込んで来たとして・・・わたしが聞くことは決まっています。預貯金やすぐに売れる有価証券など(手元流動性)は月商の何ヶ月分ありますか?(p84)
・成田空港では、スーツケースの取っ手が必ず外側に向いて回ってくるのです。(p121)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★☆☆(73点)
著者経歴
小宮 一慶(こみや かずよし)・・・経営コンサルタント。数式会社小宮コンサルタンツ代表。1957年生まれ。東京銀行入行。岡本アソシエイツ取締役。1994年日本福祉サービス企画部長。1996年小宮コンサルタンツ設立。
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