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ポジショニング戦略[新版]アル・ライズ、ジャック・トラウト

2008/08/22公開 更新
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ポジショニング戦略[新版]


【私の評価】★★☆☆☆(66点)


要約と感想レビュー

 事業を行ううえで、ポジショニングを意識することは、非常に重要です。ベンチャーなら、隙間を狙うことになるでしょう。その隙間でナンバーワンになるのです。ランチェスター戦略に近いものと考えればよいのでしょう。


 ポジショニングについては、数多くの本が出版されています。40年前の本書が最初にポジショニング戦略を語ったと思うと、感慨深いものがあります。


この本で私が共感した名言

・「エイビスは、ナンバー2のレンタカー会社です。だからこそ、一層のサービス努力を重ねています」「セブンアップ-コーラではありません」(p13)


・世界で一番高い山といえばヒマラヤのエベレスト。では、二番目に高い山は?・・・何であれ、「一番目」は人の頭の中に確固たるポジションを築く。(p28)


▼引用は、この本からです。
ポジショニング戦略[新版]
アル・ライズ ジャック・トラウト フィリップ・コトラー(序文)
海と月社
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)


目次

序 マーケティング界を一変させた「新ルール」
01 ポジショニングとは何か?
02 頭脳は集中砲火を浴びている
03 頭の中に忍びこむ
04 「小さなはしご」を見逃すな
05 そこからでは、目的地にたどり着けない
06 業界リーダーになる必勝パターン
07 追いかける側の「勝ち方」とは?
08 ライバルのポジションを崩せ!
09 「ネーミング・パワー」をこの手に
10 「イニシャル」にご用心
11 「ただ乗り」は失敗の元
12 ライン拡大は企業を弱体化させる
13 ライン拡大で成功するための条件
14 「自社」をポジショニングする方法
15 「国」を売り出す際のポイント
16 無名の島を一大観光地にする
17 ポジショニングでヒット商品に変身
18 サービス業の「正しい」戦略
19 地方銀行でも大手都市銀行に勝てる
20 ライバルの弱点は「的確に」突け
21 「オーソリティのお墨付」を利用する
22 ポジショニングは教会をも変える
23 自分のキャリアアップに応用できること
24 戦略開始前に「六つの自問」を
25 まとめ──ポジショニングで勝利する12の決め手



著者経歴

 アル・ライズ(Al Ries)、ジャック・トラウト(Jack Trout)・・・「ポジショニング」という新しい概念を提唱し、マーケティング界に一大旋風を巻き起こして以来、世界屈指のマーケティング戦略家として活躍。アル・ライズは現在、ライズ&ライズ社を経営。トラウトは現在、トラウト&パートナーズ社社長。


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