「感動力」平野 秀典
2008/08/23公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(63点)
要約と感想レビュー
物があふれる今の時代は、人は単なる物欲だけでなく、「感動」にも飢えています。しかし、人を感動させるためには、一工夫、二工夫、三工夫が必要です。
実際に著者はビジネスの場で、「問題点」と「解決策」と「証拠の提示」をストーリーで伝えることで、聞く人に感動を与えビジネスを成功させています。手品のように「おや・まあ・へえ~」と人が反応するような構成にするのです。
この本では、感動のヒントがもらえます。やや精神的な内容になりがちでしたが、感動の大切さは伝わってきました。具体例がもう少し多ければ★3つでした。
この本で私が共感した名言
・「イメージが湧かない」→視覚
「もうちょっとよく聞いてから」→聴覚
「いい感じです」→体感覚(p47)
・どんないい演技も、伝わらなければ、それはお客さんにとって存在しない(p27)
・10を知って何もしないより、1を知って実行してほしい(p97)
・千日は約3年。3年続けた稽古は、「技」として一生ものとして残ります。万日は約10年。10年意識して続けたものは、何によらず「達人」の領域に達するはずです(p130)
・天才や名人は、自分が好きなことを飽きることなくやってきた人である(p146)
・郡を抜く方法は、当たり前の仕事を、当たり前ではない情熱で行うことである(レター・マン)(p147)
・目線は高く、頭は低く。・・・黒沢明監督はこんな言葉を言っていたそうです。「今も勉強中」(p176)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★☆☆☆(63点)
目次
プロローグ 「感動力」という新しいチカラ
1 当たり前の奇跡
2 「感動マジック」の種明かし
3 「初心忘るべからず」の知られざる意味
4 振る舞いと出来映え
5 思いがつくるもの
6 意識のチカラ
7 表現する責任
エピローグ 感動は流れる水のごとく
著者経歴
平野 秀典(ひらの ひでのり)・・・ドラマティックステージ代表。大学卒業後、舞台役者10年の経験から、演劇とマーケティングを融合させた「ドラマティックマーケティング」を開発。その結果、所属企業において驚異的な業績アップを果たす。独立後は、年間200回を超える講演、企業指導を行っている。
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