「グループ経営力を高める本社マネジメント―低成長期の組織戦略」山田英司
2015/06/13公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
要約と感想レビュー
事業部制でも、カンパニー制でも、持ち株会社でも、そこにいる人たちが危機感を持てるかどうかが大事です。トップの人が、自分が経営者として、責任を持って判断できるか。それができれば、何でもいいと感じました。
良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・かなり上位職の方がルーティンワークである起票や形式的なチェック業務をしているケースがある(p27)
・事業間のシナジーが多いという会社は、シナジーを活かす仕組みをある程度構築しないと持ち株会社化は向いていないといえる(p93)
・持ち株会社で実現可能であり、カンパニー制や事業部制では不可能なことは何であろうか。それは、「法人格」を分けることにより経営のリアリティを責任者に与えることに他ならない(p94)
中央経済社
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【私の評価】★★☆☆☆(66点)
目次
第1部 低成長時代の本社改革
第2部 本社改革の方法論
第3部 改革事例を読み解く
第4部 日本企業における持株会社経営
第5部 低成長時代を生き抜くためのグループ経営とは
著者経歴
山田英司・・・早稲田大学法学部卒業、英国国立ウェールズ大学経営大学院(MBA)修了。上場建設会社において現業部門、関係会社、本社部門を経て、株式会社日本総合研究所入社。戦略マネジメントグループディレクター兼主席研究員。実務経験をベースにグループ経営を起点とした経営戦略、組織戦略に関するコンサルティングを行う一方で、建設業界の再生へ向けての提言多数。さらに、技術系ベンチャーの設立アドバイザーや非常勤取締役などを歴任し、幅広い活動を行っている
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