「「あの人の下で働きたい」と言わせるリーダーシップ心理学―なぜか部下が納得するNLP理論によるコーチング心理学」菅谷 新吾
2015/06/12公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(74点)
■よく考えれば、
リーダーとは人に動いてもらい
成果を出す人です。
人を動かすのは、
もちろん人との
コミュニケーションです。
その技術について
整理・まとめた一冊でした。
・部下が誤解しないよう正確に話さなければ、
リーダーの意図は部下には伝わりません。
「部下(人間)はリーダー(あなた)の
言葉に反応する」のです(p33)
■まず、基本となるのは、
信頼関係でしょう。
馴れ合いもだめでしょうが、
ぶつかるのもギスギスするもの。
お互い尊重しあうくらいの
人間関係が必要となります。
それは対話し、意見し、
認め合うということでしょう。
・考え方や価値観は、お互い最も異なる部分です・・
合わせるというよりは、"そういう考え方もあると
認める"ぐらいの気持ちで行うとよいでしょう(p55)
■まずはともかく、
信頼関係だと思いました。
中には、優秀な人を叩くことで、
緊張感を保つ人もいます。
また、明らかにダメな人を叩いて、
一体感を持たせる人もいます。
(邪道だと思いますが)
職場の人間関係とは、
わかっていても
難しいものですね。
菅谷さん、
良い本をありがとうございました。
────────────────────────────
■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・留意点は、自分の内面を
適量・適度に伝えることです。
内容は、ちょっとした悩みや
将来の夢などです(p41)
・まず、ペーシングを行い、
次に上司としての見解を述べることです。
自分のことを受け入れてくれた上司に対しては、
部下も受け入れようとするのです(p57)
・少々時間はかかりますが、
部下の話をすべて聞いてから
あなたの話を始めたほうが効果的です(p99)
・断定せずに・・・
理由を述べ・・・
理由となる事実を述べて・・
因果関係がハッキリするため、
部下は納得せざるを得ません(p105)
・仕事の接触の中で、
叱り、励まし、誉めることです。
フィードバックの基本は、Here and Now
つまり、「今、ここで」なのです(p155)
・×「A社を訪問するときは、手ぶらで行かないで
何か提案持って行けよ」
○「A社を訪問するなら、何か提案した方が良いと
思うんだけど、どんなアイデアがあるかな?」(p183)
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【私の評価】★★★☆☆(74点)
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■目次
第1章 リーダーとは
第2章 好かれるリーダー、嫌われるリーダー
第3章 リーダーシップの源泉
第4章 聞き方が上手いリーダー、下手なリーダー
第5章 叱り方の上手いリーダー、下手なリーダー
第6章 やる気にさせるリーダー、やる気を失わせるリーダー
第7章 評価の上手いリーダー、下手なリーダー
第8章 部下育成の上手いリーダー、下手なリーダー
第9章 部下の能力を引き出すリーダー、引き出せないリーダー
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