「100年企業をつくる 親子でM&A: 三世代事業承継のコツ」田中 一
2021/09/12公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
要約と感想レビュー
高齢化社会の日本では、多くの企業が後継者がおらず、事業継承が課題となっています。今、後継者候補のいない場合、すぐに後継者候補を探すことを推奨しています。オーナーが高齢で後継者が決まっていない状態で、病気になったり亡くなったりすると、事業継続が難しくなるのです。
よくある問題は、会社の株式を分散させてしまっている場合です。兄弟姉妹で株式を分散して持っている場合、将来どうするのか早めに決めておくことで、トラブルとなることを防げるのです。
さらに、会社が十分な利益を上げていないと、子どもが事業継承を断ることもあるようです。後継者が事業継承したいと思えるような会社になっておく必要があるのです。事業継承の税金対策は専門家に聞いたほうが良いようです。田中さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・会社は、、創業して30年経つとガタがきて傾く(p4)
・一にも二にも、親子間のコミュニケーションが大事(p56)
・「社長が代わってから会社が停滞した」という評価がなされないように・・・誰が社長に就任しても、それなりの実力を発揮できる組織へと変わらなければまりません(p180)
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
目次
第1章 日本の企業は事業承継がへた!?
第2章 老舗企業だけが持っている成功のノウハウ
第3章 事業承継の成否が会社の存亡を左右する!
第4章 「親子でM&A」で100年企業へ
第5章 親から子へ承継すべきポイントがわかる「親子でM&A」
第6章 いざ実践!「親子でM&A」
第7章 「親子でM&A」が会社の未来を拓く
第8章 親子でつなぐ100年企業への"夢のバトン"
著者経歴
田中一(たなか はじめ)・・・アルファ財産コンサルティング株式会社代表取締役、税理士法人タックスウェイズ代表社員、サンブリッジコンサルティング株式会社代表取締役。税理士、CFP、宅地建物取引士。1965年1月15日青森県生まれ。1988年明治大学法学部法律学科卒業。2004年明治大学大学院法学研究科税理士訴訟補佐人講座修了。2005年早稲田大学ファイナンス研究センターファミリービジネス研究講座修了。2007年青山学院大学院法学研究科ビジネス法務(税法務プログラム)専攻卒業(法学修士)
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