「親を教育する62の方法」中谷 彰宏
2007/08/10公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(79点)
要約と感想レビュー
●子供が学校に行き始めると、
親としては教育を考え始めます。
塾に行くべきか、家でどう教えるべきか、
習い事はどうしよう・・・
悩みはつきません。
この本は、そうした悩める親に対して、
教育するためのヒントを
与えてくれる一冊です。
●教育することの最終目標は
何でしょうか?
テストで点が取れること・・・
ではありません。
子供が自分で勉強できること、
自分でチャレンジできること、
自分でできると信じて
実行できることが大切です。
・教育とは、親がいなくても、生きていけるようにすること。(p35)
●そのためには、親としての
自分がどうあるかが大切です。
いつも笑顔。なんでもチャレンジ。
できると信じている。
このように子供が真似したくなる親であれば、
自然と子供は真似をしてくれるでしょう。
・親がハッピーにならなければ、子供の教育は絶対にできません。ハッピーでない人から、「こうするべきだ」と言われても、とても受け入れられません。(p46)
●技術的には、子供にいろいろ体験させる、
褒める、遊びと勉強を区別しないなどがありますが、
結局は、自分のあり方が大切というわけです。
子供を部下と言い換えれば、職場でも使えますので、
ビジネスマンにもお薦めです。
★4つに限りなく近い、★3つとしました。
この本で私が共感した名言
・子供は信じられていると思うことで、自信を持てます。「オマエはできる」と、親が信じてあげることです。・・・「オマエはできない」と言わない。(p130)
・体験をさせないと、好きなことは見つからない。教育とは、子供の好きなことを見つけてあげることです(p100)
・子供は、遊びと仕事の区別がつきません。・・・でも、親は、遊びと勉強を区別したがります。遊びと勉強を区別すると、子供は遊びへ逃げようとします。(p211)
▼引用は、この本からです。
【私の評価】★★★☆☆(79点)
著者経歴
中谷 彰浩(なかたに あきひろ)・・・1959年生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。1984年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。1991年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。著書は、800冊を超す。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社で「中谷塾」ブランドの書籍を刊行。
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