「天使と悪魔(上・中・下)」ダン・ブラウン
2007/05/01公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(87点)
要約と感想レビュー
●スイスの科学研究所において
一人の科学者が目をえぐられた
変死体として発見されます。
その胸には「イルミナティ」という
反キリスト教の 秘密結社の名が
焼印されていたのです。
●イルミナティを研究していたラングドン教授が
召集され、亡くなった科学者の娘と一緒に、
その科学者の死の秘密を追うことになります。
そして、調べてみると、その科学者が開発していた
反物質を利用した大量破壊兵器が紛失しており、
その反物質はローマのバチカン市国に
隠されているという・・・。
●ストーリーは「ダ・ヴィンチ・コード」と
同じような流れですが、
「ダ・ヴィンチ・コード」よりハリウッド映画のような
アクションがあって楽しめました。
この本の舞台はイタリアのローマ。
一度、ローマを訪れた人にとってはワクワクし、
これから訪れる人にとっては、
観光ガイドとなる一冊でしょう。
●前作の「ダ・ヴィンチ・コード」の舞台はフランスのパリ。
「次はアメリカかな」と家内と軽口をたたいていたら、
本当にアメリカのワシントンDCが舞台だそうです。
乞うご期待ですね♪
一気に読めましたので、★4つとします。
この本で私が共感した名言
・はるか昔から・・・この教会は神の敵と戦ってきました。あるときはことばで。あるときは剣で。それで今日まで生き残ったのです。(下 p252)
・ヴァチカン全体が要塞なのは、カトリック教会の資産の半分がその城壁の内側に隠されているからだよ・・・絵画に彫刻・・・宝石や書物・・・ヴァチカン銀行の金庫には金塊や不動産証書が眠っている。(上 p277)
▼引用は、この本からです。
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【私の評価】★★★★☆(87点)
著者経歴
ダン・ブラウン・・・フィリップス・エクセター・アカデミーを経て、アムハースト大学を卒業。母校フィリップス・エクセター・アカデミーの英語教師を勤めながら作家業を開始。2003年に発表した小説『ダ・ヴィンチ・コード』が大ベストセラーとなる。父は数学者、母は宗教音楽家。妻は美術史研究者で画家。
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