「商売の原則」邱 永漢

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商売の原則 (邱永漢の基本法則)

【私の評価】★★★☆☆(77点)


●「金儲けの神さま」邱 永漢氏から
 これから商売を始めようという人、
 すでに商売をしている人へのアドバイスです。


●商売をする人というものは、サラリーマンとちがって
 資金提供者であり、企画者であり、社長であり、

 事業のすべてを決定しなくてはりませんから、
 邱 永漢氏のアドバイスは貴重なはずです。


 ・商売を始めるときは、だれでも計画を立てるわけですが、
  ・・・たいせつなのは、
  うまくいくことを計算するのではなくて、
  うまくいかなかったことを
  計算しておくことだと思います。(p64)


●内容としては、人、お金、商売のネタなど多岐にわたりますが、
 突飛なことが書いてあるわけではありません。

 当たり前のことを、邱 永漢氏の経験を交えて、
 説明しているだけです。


 ・人を雇う場合のポイントですが、経営者になった以上、
  従業員に全部やめられても何とかやっていくだけの覚悟が
  必要です。・・・私たちが始めるような中小企業では、
  従業員の定着率がひじょうに悪いのが現実です。(p124)


●「手形ではなく現金で支払ったほうがいい」など
 当たり前のことではありますが、

 そうした、当たり前のことを実行することが難しいわけで、
 そこが商売の難しいところと言えるのでしょう。


 ・手形を振り出さなければ、
  手形で悩まなくてすむ・・・
  支払い現金主義だと、
  撤退するときにもスムーズにいく(p205)


●「金儲けの神さま」のアドバイスは、当たり前のことであり、
 だからこそ貴重です。★3つとしました。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


 ・月給を管理できない人は、
  商売を始めても失敗する。・・・
  人間には、経済観念のある人と、
  経済観念のない人がいます。(p28)


 ・お金があるから商売が始まるんじゃない、
  お金が儲かるタネさえあれば、
  商売は始まる(p49)


 ・いろいろな事業を広げて成功した人を見ていると、
  自分の子分みたいな人がいっぱいいて、
  何か事業をするときは、
  そのうちのだれかに任せていることが多い。(p72)


 ・ここで私がいいたいのは、成功は苦しみの結果であり、
  失敗は油断の結果だということです。(p173)


▼引用は、この本からです。

商売の原則 (邱永漢の基本法則)
邱 永漢
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【私の評価】★★★☆☆(77点)


■著者紹介・・・邱 永漢

 大正十三年、台湾生まれ。
 昭和二十年東京大学卒業後、台湾、香港にて銀行員、貿易商などを経て、
 昭和二十九年より日本に住む。昭和三十年、小説『香港』にて直木賞受賞。
 作家、経済評論家、経営コンサルタントとして活躍。
 「金儲けの神さま」と呼ばれる。


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