「トヨタ式改善力―「原価2分の1」戦略への疾走」若松義人、近藤哲夫

|

トヨタ式改善力―「原価2分の1」戦略への疾走 (戦略ブレーンBOOKS)

【私の評価】★★★★☆(86点)


●トヨタ方式の本は、
 成功法則の本と同じ性質を持っています。


 つまり、やるべきことは理解できるが、
 なかなか実行できない、ということです。


・多くの企業は、混乱を恐れ途中であきらめてしまったり、
 中途半端なままで終わってしまう。(p15)


●たとえば、自分の目標を紙に書いて、
 何度も読んで成功をイメージするのは
 成功手法の一つですが、
 はたして実際に手帳に目標を書き、
 何度も読んでいる人がどれほどいるでしょうか。


・大切なのはトヨタという会社が、
 規模的に圧倒的な差があるGMをあえて
 「目標」として点と、されにその「差」を
 はっきりと目に見える形で示した点にある。(p10)


●やるべきことは分かる、
 しかし、どうやって職場の人たちを巻き込んで
 活動と考え方を共有していくのか、これが問題です。


 この本には少しだけ
 そのヒントが書かれています。


・新しい生産方式を持ち込む場合も、
 筆者は必ずモデルラインから
 スタートする。(p96)


●まず、だれかが改善の灯をつけなくてはなりません。
 多分それはあなた自身でしょう。


・筆者は経営者に対して「毎日、
 工場と物流の様子を見て、
 お客さまの所で話を聞きなさい

 とアドバイスしている。(p64)


●初めは孤独で、周囲の人も
 お手並み拝見という雰囲気なはずです。
 あからさまに反発する人もいるでしょう。


・C社が競争力を回復するには、
 なによりも他人任せを脱して、
 社員自身がきちんと原単位や標準作業をつくり、
 一つ一つ改善していく過程が欠かせない。(p112)


●それでも、自分の手を汚して、自ら考え、
 自ら改善していく風土を作らなければ、
 永遠にトヨタに追いつくことはできないのだと思います。
 自戒。


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・手法を社員に考えさせるのは大変だ。
 自分は何も考えずに、
 ただ社員に「考えろ」と命ずるのは楽だが、
 トヨタ式は「仕事は部下との知恵比べ」
 という言い方をする。(p45)


・間接部門の評価についても、
 一度生産現場と同様に「星取り表」の
 作成をお勧めする。(p160)


トヨタ式改善力―「原価2分の1」戦略への疾走
若松 義人 近藤 哲夫
ダイヤモンド社 (2003/02)
売り上げランキング: 37,196
おすすめ度の平均: 4
4 当たり前のことを当たり前のように実行する・・・難しさ
5 改善を分かりやすく説明
3 全社的課題解決型改善の実例

【私の評価】★★★★☆(86点)


この記事が参考になった方は、クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
人気ブログランキングに投票する
人気ブログランキングへblogrankings.png


無料メルマガ「1分間書評!【一日一冊:人生の智恵】」
まぐまぐ殿堂入り、発行部数11,000部
メルマガ登録ホームページ発行者の日記


メルマガ「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』」
42,000名が読んでいる定番書評メルマガです。購読して読書好きになった人が続出中。
もちろん登録は無料!!
        配信には『まぐまぐ』を使用しております。



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読

>月別(2002年7月~)