「なぜあの人はお金持ちになるのか―使ってもなくならない財産をつくる42の具体例」中谷彰宏

【私の評価】★★★☆☆（73点）

要約と感想レビュー

●中谷彰宏さんは、膨大な数の
　読みやすい本を書いていますが、
　これだけ売れているのは、
　本質をはずしていないからだと思います。

　お金の本質とは、お金を使うと
　お金はなくなるということ。
　お金を好きな人はお金を
　収入より多く使いません。

・「使っても、なくならない財産」が、本当の財産だ。（ｐ5）

●中谷さん自身、たくさんの本を読んで
　勉強していますし、
　習い事のオタクと自称するように
　自分に投資しています。

　これだけ継続して本を出していますので、
　出版社から継続して出版する了解を得て、
　書いているのかもしれません。

　「なぜあの人は・・・」「・・・50の小さな習慣」など
　シリーズ物が多いですよね。

・お金持ちになれる人は、引き受ける仕事が長続きするものかどうかを考えます。（ｐ42）

●この本はお金持ちの特性に絞っていますが、
　本質を押さえていることに感心しました。

　貧乏人よりお金持ちのほうが
　選択肢があっていいですね。

この本で私が共感した名言

・相手に儲けさせる人が、金持ちになる。（ｐ46）

・何でもかんでも受けるのではありません。断ることで、本気でこだわる仕事だけに絞っていくのです。（ｐ73）

・「自分で蓄えたお金で、自分で探した高級老人ホームに入る」と言いきれる人のほうが、逆に子供から面倒を見てもらえるのです。（ｐ60）

【私の評価】★★★☆☆（73点）

著者経歴

　中谷 彰浩（なかたに　あきひろ）・・・1959年生まれ。早稲田大学第一文学部演劇科卒業。1984年、博報堂に入社し、CMプランナーを務める。1991年、独立、(株)中谷彰宏事務所を設立。著書は、800冊を超す。「中谷塾」を主宰し、全国で、セミナー・ワークショップ活動を展開。2008年からは自社で「中谷塾」ブランドの書籍を刊行。

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