「処生術―生きるチカラが深まる本」藤原和博
2003/04/18公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
要約と感想レビュー
息子達に対して"早くしなさい"と言わない。それから、"ちゃんとしなさい"と言わない。"いい子にしなさい"とも言わない。"早く、ちゃんと、いい子に"のワルツを奏でない。
日本人は、"早く、ちゃんと、いい子"になるように育てられます。藤原さんは、これが日本人を「自分の人生の主人公であることを手放してしまうマシーン」にしている呪文であると考えています。
これらの言葉は、回りの人にとって都合の良い人間になりなさいと言っているのであって、「自分の人生は自分で選びなさい」とは教えてくれません。だから自分の中でそれを受け止めながらも、自分らしさを捨てることがないようにしたい。
そうた自分の軸ができれば、生きていくうえで人は強くなることができます。私たちは自分のために生きているのであって、人のために生きているのではないのです。自分を尊重しながら、相手も尊重するところに、良い世の中と良い人生が作られていくのでしょう。
【私の評価】★★★☆☆(76点)
著者経歴
藤原 和博(ふじわら かずひろ)・・・1955年生まれ。リクルート入社。東京営業統括部長、新規事業担当部長などを歴任。1996年に同社フェロー。2003年東京都で民間人初の公立中学校長となる。
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