「成功する経営 失敗する経営―いま経営者に求められる15の原則」江口克彦
2002/09/27公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
要約と感想レビュー
他社と競争する必要はない。そうではなく、昨年の自社と競争するのである。
●この本では、他社を意識した
冒険的拡大主義を戒めているが、
私は個人に当てはめたいと思います。
そうです。他人と競争するのでははく、
昨日の自分を競争するのです。
毎日毎日進歩していれば、
その人は知らないうちに偉大な人に
なっているのではないでしょう。
●正しい目標を持ち、その目標に向かって
一日一日努力をしていく。
急に成果が出ることを目指すのではなく
地道に一歩一歩進むのです。
着実に進むからこそ、実力もつき、
安定の中で成果を生むのでしょう。
この本で私が共感した名言
・「私はこう考えている」と言われたら、やはり人間の身であれば、カチンとくることもあるだろう。しかし、より高い立場の人の言葉を活用しながら言ってもらったなら、気分的にも納得しやすい(p21)
・二代目以降の後継者が心がけなければいけない第一のことは、なんといっても謙虚であらねばならないということである。そのためには商業者や先輩諸氏に意見を求めることが、おのずと非常に大切になる(p28)
・百人のときは率先垂範。千人を超したら、従業員の皆さんに"お願い"をするんです(p41)
・勘違いしやすいことだが、部下を信頼することと、仕事の進み具合を追求することは、決して相反することではない・・・適時適切なフォローをしなければならない(p83)
・松下幸之助は、「人づかいの名人」と言われることが多く、この部分において天才的だと社会からも思われていた。その松下のもとですら、反感を持ったり、辞めていく人がいたのであるから、われわれの如き平凡な経営者の場合には、ある程度は仕方がないと言っていいのかもしれない(p93)
▼引用は下記の書籍からです。
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【私の評価】★★★☆☆(76点)
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