「無茶振りの技術」高城 幸司

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無茶振りの技術 (日経プレミアシリーズ)

【私の評価】★★★★☆(83点)


■仕事を自分でやるのか、
 人にやってもらうのか。


 元リクルート編集長が教える
 仕事を人にやってもらうための
 振り方のコツです。


 仕事を人に振るということは、
 仕事を任せ、自分の負担を下げながら、
 人に成長の機会を与えるものです。


 ですから、役職が上がるにつれ
 仕事を振ることが
 多くなっていきます。


・会社員としてキャリアアップをしていくには、
 自分1人でやる仕事のスキルを上げるより、
 むしろ「振る仕事」において、その仕切り役
 としてのスキルの向上を求められる(p14)


■とはいえ、仕事を振るにも
 作法があります。


 仕事を振る理由があること。
 内容、期限、自由度を明確にすること。
 やらされ感を減らすこと。


 要は、自分の仕事として
 自発的に仕事をしてもらうための
 根回し、環境整備が大事なのですね。


・相手から「どうして私なのですか?」
 「なぜこのタイミングで?」
 「なぜこの仕事なのですか?」
 といった疑問や質問が飛んでくることが
 考えられます(p129)


■組織で働く人には必要な本だと
 思いました。


 余り振りすぎるのも問題ですが、
 自分で抱えすぎるのも問題ですね。


 高城さん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・仕事を振ることが、
 周りの人の成長を促したり、
 仕事の機会を提供することにつながる(p186)


・仕事を振らないと複数の仕事を
 掛け持ちすることになり、
 その数の多さゆえに全部の仕事が
 中途半端になってしまいます(p192)


・1 ひたすら自分で抱え込み、やり続ける・・
 3 まず預かって、誰かに振って完遂させる・・
 結果が出るのであれば、1でも、3でも、
 振る側にとっては、どちらでもいいはずだ(p47)


・彼(アインシュタイン)が、
 秘書よりタイピングがうまかったとしても、
 その仕事は秘書に頼まなければいけない(p84)


・「面倒な仕事を振って、やり方までがんじがらめ」
 が横行しているのが、相手が「やらされ感」を
 抱いてしまう大きな原因となっています(p116)


・振る(任せる)ときに、
 「自分のオリジナリティを出してもいいんだよ」
 と伝えることが大事です(p117)


・7種類の振り方の工夫や加工・・
 1 無茶振りの「前振り」をする
 2 できるだけ小出しにする
 3 自分から言い出したと思わせる
 4 ・・(p141)


・世の中の人はゴールに果実がないと
 頑張れません・・
 「この製品が発売されたら、
 きっと目立つでしょうね」・・
 仕事が終わったときに何が起きるかを
 できるだけ具体的に想像して、
 伝えてあげます(p164)


無茶振りの技術 (日経プレミアシリーズ)
高城 幸司
日本経済新聞出版社
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【私の評価】★★★★☆(83点)



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■目次

まえがき 仕事は無茶振りで成立している
1章 社長だって仕事を振られている
2章 なぜ、あの人は仕事を抱え込むのか
3章 この「やらされ感」は、どこから来るのか
4章 あえて突然、振ってみる
5章 おいしそうな仕事に加工するための7か条
6章 「何かあったら連絡して」と言ってはいけない
7章 無茶振り上手になる意味




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