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「20代で読んでおきたい成功の教科書」嶋田 有孝

2013/03/03公開 更新
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20代で読んでおきたい成功の教科書


【私の評価】★★★☆☆(74点)


要約と感想レビュー

 サラリーマン向けに書かれた仕事の原理原則です。20代向けというよりも、だれにでも適用可能。たとえば、時間の使い方です。著者はテレビを見なくなってから、自己啓発の時間がとれるようになったとのこと。


 だれでも一日は二十四時間、一年三百六十五日です。「その自由時間をどう使うか」が、人生を決めるのです。


・私は二十代の頃、いつもソファに寝転がり、のんびりとテレビを見るのが習慣になっていました。三十代になってテレビをやめたとき、自己啓発に十分な時間ができただけでなく、10キロちかいダイエットにも成功しました(p105)


 仕事への姿勢としては、常にベストを尽くす。与えられた仕事に打ち込み、日本一になろうとするならば、その人が出世するのは当然のことでしょう。「日本一になろう!」と考えた時点で、その人は日本一なのです。


 著者は目の前の仕事に全力でぶつかってみること、走り続けることを推奨しています。大きい目標を持つことも大事ですが、まず今やっていることを徹底的にやってみるということです。今の仕事で成果を出せないようであれば、どこに行っても同じことということなのでしょう。


・紡績会社に就職したとき、カーネギーは「世界一の糸巻き工になってやる」と決心したそうです・・電報の配達をしているときには、「最高の電報配達人になってやる」と考え、自分の担当するエリアのすべての家とその番地を暗記しました(p123)


 多くの人が、成功の秘訣を教えてくれています。著者もそれを学び取締役になれたということです。勇気をもらえる一冊でした。嶋田さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・イギリスの詩人サミュエル・ジョンソンは、「あらゆる出来事の最も良い面に目を向ける習慣は、年間1000ポンドの所得よりも価値がある」と言っています(p14)


成功したシーンを想像しよう(p40)


・カナダ人のある青年は、幼い頃からスターになることを夢見ていました・・・二十八歳になった彼は、願いを込めて自分宛ての1000万ドルの小切手を作りました・・この青年こそがジム・キャリー(p40)


・うつ病になり、貧しさの余り自殺を考えたこともある・・長年の夢を叶えるべく、生活保護を受けながら小説の執筆を始めたのです・・・子供が眠るのを待ち、寝ているわずか数時間を使って、喫茶店に駆け込んで小説を書く・・・こうして出版にこぎつけた『ハリー・ポッターと賢者の石』は、大ブレイク(p100)


・ナポレオン・ボナパルトは、・・・彼が進学したパリの陸軍士官学校には「騎兵」「歩兵」「砲兵」という三つの学科があり、彼は最も不人気な「砲兵」を学びました(p92)


20代で読んでおきたい成功の教科書
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嶋田 有孝
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【私の評価】★★★☆☆(74点)


目次

 第1章 プラス発想をしよう
 第2章 ストレスを乗り越えよう
 第3章 自己啓発に取り組もう
 第4章 仕事に全力を尽くそう
 第5章 良い人間関係を築こう



著者経歴

 嶋田 有孝(しまだ ありたか)・・・昭和41年生まれ、大阪府出身。平成元年、同志社大学法学部卒業後、株式会社日経サービス入社。人事部などの勤務を経て、社長室長、総務部長、東京支店長、営業本部長、副社長を歴任。平成25年6月、同社取締役社長に就任


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