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【書評】「華僑-最強の家業経営」山田修

2004/05/27公開 更新
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華僑―最強の家業経営


【私の評価】★★☆☆☆(67点)


要約と感想レビュー


ちょっと古い本ですが、華僑の会社に奥深くまで入り込んだ著者の経験は重みがあります。もし、中国で仕事をされる方には、事前に中国の基礎知識入門書としてお勧めできます。


著者はプロ経営者として倒産しそうな会社の立て直しに取り組んでいます。


華僑での経験は仕事では役立たないと思いますが、混乱した組織の統率には役立っているのではないでしょうか。


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この本で私が共感した名言


・中国人ビジネスの特徴の一つであり、彼等の基準と言えるのは、人を信じないということだろう。「人を信じない」という真の意味は「知っている人しか信じない」ということだ。(p21)


<知っている人を増やそうと努力しているのが中国人なのかもしれません>


・「できない」と告げることは何より自分の面子が立たないことで、これはもっと困ったことだ。そこで中国人は何と言うか-。「時間がかかる」時間がかかる、-たぶん永遠に。(p29)


<この感覚はわかりませんが、事前の知識として持っておくと誤解が減るでしょう>


・華僑の人たちとの会食の中でカンペーを返さないのも非礼となるが、会食の誘い自体を断ることは恐ろしく相手の面子を潰すことになる。(p34)


<食事の誘いは、断ってはいけないのですね>


・面子を大切にする中国人にとって、人の面前で罵倒されることは最大の侮辱の一つであり、それが会社の社員だったりすると、それだけで退社してしまうほどのことだ。(p193)


<では、どうやって注意をすればいいのでしょうか。一人別室に呼んで注意する?>


・会社全体の利害得失より、派閥の得失が優先するポリティカル(恣意的)なビジネス風土が、華僑の会社の中を支配していることが多い。(p181)


<これは日本の会社にもありそうですが・・・>


華僑―最強の家業経営
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山田 修
日本実業出版社
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【私の評価】★★☆☆☆(67点)


目次


第1章 華僑の会社?
第2章 香港の会社に働く
第3章 これが華僑の経営だ
第4章 華僑の会社の人々
第5章 センタ・ウォン物語



著者経歴


山田修(やまだ おさむ)・・・ビジネス評論家。20年以上に渡り外資4社及び日系2社(ポントデータ・ジャパン、王氏港建日本、フィリップス・ライティング、ミード、キッチンハウス、トーラス)で社長を歴任。フィリップス・ライティング社では、半減していた年商を3年で3倍増。6年間赤字だったミード社では就任半期で黒字化するなど、「再生請負経営者」と呼ばれた。現在は、戦略策定指導の第一人者として、社長個別指導、講演、経営セミナー、企業内での幹部研修などで全国を飛び回る。


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