【書評】「「雇われ社長」のプロの仕事術〜企業再生請負人が実証してきた〜」山田 修
2013/06/17公開 更新
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【私の評価】★★★★☆(80点)
要約と感想レビュー
何かを変える
世の中には企業再生請負人という人がいますが、こうした人たちはどうした動きをするのでしょうか。
カルロス・ゴーンがしたように、まず、何かを変えなくてはなりません。いわゆる戦略ですね。
そのためには戦略チームを作ってもいいし、中小企業なら社長自らが戦略リーダーとなってもいいのです。
既存の顧客を満足させるには、私は、「不」のつく言葉を探せ!と言っています・・・不便 不満 不足 不都合 不安 不信 不可能 不良(品)(p45)
社員がやりやすいように組織を変える
そうした戦略を実行するのは、はやり社員です。社員が戦略をやりやすいように組織を変えたり、実行部隊を再構成したりします。
なにより社員が働きやすい環境をつくることが大切のなのでしょう。
まず、手始めには、「同志幹部を作れ」というのが私のお勧めです(p76)
月次で業績を把握する
そして、業績を定期的に定点観察して軌道修正していきます。
例えば、月次の経営会議などで、管理本部長(CFO:財務責任者)に月次の財務諸表を報告させます。それを見て、項目がどう悪化したか、改善したかを把握し、改善すべき個々の勘定科目でどのような改善施策を提案してもらうのです。
業績管理は基本的には月次なのでしょうね。社長はたいへんだ!山田さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・「部下に任せられる仕事を自分から切り離せ」これが多くの社長さん達にお話ししている私のアドバイスです。(p31)
・財務諸表以外で重要な数値を認識し、それを改善目標とすることを、KIP:キー・パフォーマンス・インディケーター(重要業績評価指標)と呼びます(p35)
・「伸ばす社長」が考えるべき問題は、「社員の中で一体誰が優秀で誰がそうでないか」ということです(p95)
・社長が近づいていくことが、文字通り「社員との距離」を縮めることになるのです。「はい、お早う」「どう元気にやっている?」「調子はどう?」「上手くいっている?」(p156)
・・競争戦略(成長戦略)
・組織戦略(組織効率)
・モチベーション戦略(モチベーション)
・コミュニケーション戦略(コミュニケーション)
これらの経営要素が成功のためにひときわ重要・・(p180)
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【私の評価】★★★★☆(80点)
目次
第1章 経営には身の丈にあった「繁栄の黄金律」がある
第2章 社長がやるべきこと(1)「成長戦略」の立案
第3章 社長がやるべきこと(2)「組織の効率化」
第4章 社長がやるべきこと(3)「モチベーション」機能
第5章 社長がやるべきこと(4)「コミュニケーション」機能
第6章 4つの「経営戦略」を実践に移す
著者経歴
山田修(やまだ おさむ)・・・ビジネス評論家。20年以上に渡り外資4社及び日系2社(ポントデータ・ジャパン、王氏港建日本、フィリップス・ライティング、ミード、キッチンハウス、トーラス)で社長を歴任。フィリップス・ライティング社では、半減していた年商を3年で3倍増。6年間赤字だったミード社では就任半期で黒字化するなど、「再生請負経営者」と呼ばれた。現在は、戦略策定指導の第一人者として、社長個別指導、講演、経営セミナー、企業内での幹部研修などで全国を飛び回る。
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