「経営の黄金律が痛いほどよくわかる本」後藤 昌幸

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経営の黄金律が痛いほどよくわかる本―コンサルタントでは書けない待望のバイブル プロ経営者が本音で書いた究極のノウハウ

【私の評価】★★★★☆(88点)


■滋賀ダイハツの業績を立て直し、
 優良企業として発展させた後藤さんの一冊です。


 現在は、会社のオーナーとして引退し、
 会社の2階を事務所に経営指導を行っているようです。


 まず、最初は経営の基本の話から入ります。


 会社の金を私的に使わない

 社長がお客様に会いに行く。

 ビジョンを掲げる。

 年功序列を排除する。

 教育に力を入れる。


 基本ですね。


・会社が潰れる原因の第一番は、
 なんと言っても公私混同です(p11)


■驚いたのは、
 営業の会社ということもあると思いますが、
 仮想の分社化をしていることです。


 固定費、マージンなどの教育をしたうえで、
 能力のありそうな人、やる気のある人を
 分社して社長にするのです。


 そして利益が出れば、分社の社長には
 5倍の給料を払う。


 さらに、分社の社長は8月1カ月の
 長期休暇が約束されています。


分社は細分化するほど、効果が発揮できます
 一番理想とする形は、一人一分社です・・・
 できれば公募制を取るのが一番いい方法です(p110)


■ダム式経営や、分社化など、
 松下幸之助さんや稲盛和夫さんの
 感覚が入った経営だと思いました。


 まずは、社長が現場に出て行って、
 現場を知らないといけませんね。


 後藤さん、
 良い本をありがとうございました。


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■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・社長が聞かなければならない情報は、一番いやな情報です。
 「こんな製品駄目じゃないか」とか、
 「君の会社の社員は程度が悪いじゃないか」とか・・(p37)


・立ち上がって大きな元気な声で、
 「いらっしゃいませ」と言わなければいけません。
 90度くらいに頭を下げて挨拶をすることが
 お客様第一の態度なのです(p56)


管理部門を少数にしますと、抵抗があります。
 ・・・しかし私は「できなかったら、できなかったでいいよ」
 とか、「決算が遅くなってもいいよ」と言っておきますと、
 できないことはありません。適当にそこはうまくやります(p136)


未来費は節約するな・・・
 メーカーですと、研究開発費です。
 卸売業ですと、広告宣伝費とか、教育費も
 重要な未来投資ではないでしょうか(p42)


・何でもいいからNo1になってみよう。
 早起き一番、幸せ一番、笑顔一番、勇気一番、
 親切一番、健康一番、学業一番、食欲一番、挨拶一番、
 信用一番、愛情一番・・(p46)


・お昼ごはんでも、私は弁当を持って来る人には
 あまり感心しません。弁当をとるのではなくて、
 毎日違うレストランに行くのです・・・
 一人で食事をするなどというのは最低です(p144)


・ナンバーツーを育てる幹部の一斉夏休み・・・
 分社長と呼ばれる人たちに一カ月休みを与える・・・
 八月は本来ですと、業績が悪くなって赤字が出る月なんですが、
 それが案外良い成績になります(p160)


・四月には一億の余裕、決算時には前払いの精神。
 借入金、金利の一年前払い。・・・
 どんなことが起こった時でも、一年間や二年間は、
 ぐっと持ちこたえられる余裕を持っておく
(p166)


【私の評価】★★★★☆(88点)


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■目次

第1章 潰れる会社はここが違う
第2章 「ありがとう」の心で企業革新を
第3章 戦略会計とMGで社員を経営武装しよう
第4章 これが究極の分社経営だ
第5章 21世紀を勝ち抜くビジネスマンの条件
第6章 後藤昌幸のこれがナンバーワン経営だ


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