「ビジネスエリート必読の名著15」大賀康史
2021/03/13公開 更新enspace [PR]
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【私の評価】★★★★★(90点)
要約と感想レビュー
最新のビジネス書を読んで新しい価値観に触れたいけどなかなか時間が取れない・・・とお悩みの方に朗報です!話題のビジネス書を要約し、隙間時間で読める書籍をみつけたのでご紹介いたします!本書は、著者がCEOを務めるフライヤー株式会社とグロービス経営大学院が協働主催する「ビジネス書グランプリ」の受賞作15冊をわかりやすく要約・解説したものです。ビジネスの最前線で活躍する審査員によって厳選された「名著」の内容を短い時間で知ることができます!
本書は序章:いま「ビジネス書」を読む意義とは?から始まり、「1章:自己啓発」「2章:ビジネス実務」「3章:政治経済」「4章:イノベーション」「5章:マネジメント」「6章:リベラルアーツ」の計7つの章で構成。1冊すべてを読まずとも興味のある作品や分野のみを選んで内容を理解することができます。それぞれの分野で2~3冊の作品をピックアップしており、異なる技術や考え方を述べた作品を見比べることもできます。普段ビジネス書に馴染みがないという人はもちろん、取り上げられている作品を読んだことがある人でも著者の解釈や作品背景を改めて楽しむことができるのもオススメのポイントです。
序章「いま、「ビジネス書」を読む意義とは?」では、著者 大賀康史氏とグロービスの島田毅氏が現代の読書に関して対談しています。私もこの対談を読み、読書が果たす役割の大きさに気づきました。大賀さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・大事なのは、専門の柱を複数かけ合わせる「かけ算の発想」(序章より)
キャリアアップが必要とされる現代において、一つの分野で10000分の1の人材になるのは簡単ではありません。しかし、10分の1になれる分野を4つかけ合わせることで10000分の1の人材に仲間入り出来ると島田氏は言います。私も突出した自分の武器が何になるのか悩んだ時期がありました。単体では他の人と大きく差をつけられない特性でも、自分の持つ他の要素とかけ合わせることで現代を戦い抜く武器になり得ることを発見できました。
こんな人にオススメしたい!
・普段の生活で読書に割く時間が取れない方
・最新のビジネス書で勉強したい方
・あまり読書に馴染みがないがビジネス書を読んでみたいという方
【私の評価】★★★★★(90点)
目次
序章 対談 いま、「ビジネス書」を読む意義とは?
第1章 自己啓発
自分を磨く日々の少しずつの努力の差が、大きな差を生んでしまう怖さを知ろう。
①『職場の人間関係に悩む、すべての人へ 天才を殺す凡人』
②『多動力』
第2章 ビジネス実務
仕事に活かせる本質に刺さった本に出会えば、毎日の生産性は劇的に変えられる。
③『1分で話せ』
④『メモの魔力 The Magic Of Memos』
⑤『学びを結果に変える アウトプット大全』
第3章 政治経済
政治経済の土台を理解しているから、ビジネスパーソンとして一流になれる。
⑥『the four GAFA』
⑦『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』
⑧『LIFE SHIFT(ライフシフト)』
第4章 イノベーション
進化は止められない。だからイノベーションを起こす側になる秘訣を知らなければならない。
⑨『イーロン・マスク 未来を創る男』
⑩『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』
⑪『売り上げを、減らそう。 たどりついたのは業績至上主義からの解放』
第5章 マネジメント
2年目でも課長でも社長でも共通のマネジメントスキルを学ぶ。
⑫『ワーク・ルールズ! 君の生き方とリーダーシップを変える』
⑬『学校の「当たり前」をやめた。ー生徒も教師も変わる!公立名門中学校の改革』
第6章 リベラルアーツ
複雑で多様な世界でリベラルアーツが必要なのはなぜか?
⑭『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』
⑮『ホモ・デウス 上・下ーテクノロジーとサピエンスの未来』
著者経歴
大賀康史(おおが やすし)・・・株式会社フライヤー 代表取締役CEO。早稲田大学大学院理工学研究科機械工学専攻修了。2003年にアクセンチュア(株)に入社。 同戦略グループに転属後、フロンティア・マネジメント(株)を経て、2013年6月に株式会社フライヤーを設立。
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