「学びを結果に変えるアウトプット大全」樺沢紫苑
2018/11/30公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(84点)
要約と感想レビュー
樺沢(かばさわ)さんには、10年以上前、メルマガ「シカゴ発 映画の精神医学」の頃から購読させていただきお世話になっています。現在の樺沢さんはメルマガ発行、YouTube投稿、書籍出版、セミナー開催、テレビに出演と大活躍です。樺沢さんは昔から自分の好きなことをアウトプットしてきました。その繰り返しが、今の成果となっているのでしょう。
昨日の出来事を話すのも、立派なアウトプット。読書をしながら、その本に書き込みするのも「アウトプット」。特に読書感想を書くと、本の内容が頭に入ります。とにかくアウトプットを意識することが大事なのでしょう。極端に言えば、アウトプットしないのであればインプットしない、くらいの覚悟が必要です。アウトプットなくして、インプットは意味を持たないということです。
・メルマガ、毎日発行 13年
Facebook、毎日更新 8年
YouTube、毎日更新 5年
毎日3時間以上の執筆 11年
年2~3冊の出版 10年連続
新作セミナー 毎月2回以上 9年連続(p6)
継続するためには、仕組みが必要です。楽しみながらできることを短時間に、積み上げていくのです。小さくてもまずやってみる、だめならちょっと変えてみる、どうしても駄目ならやめる、という挑戦する姿勢と継続する力が必要なのでしょう。
今日一日やるべきことをやってみることです。そして次の日も、その一日でやることをやりきる。これを繰り返せば、毎日習慣として継続できるのです。結果を記録してみることも、継続する仕組みといえるのでしょう。アウトプットとして「話す」「書く」「行動する」ことで「現実世界」が変わるのです。
・やってみる・・トライしなければ、永久に今のまま(p208)
最近の樺沢さんの戦略は、本書のようにこれでもか!とてんこ盛りの内容でお客様に選んでもらうというもの。セミナーでも「ウェブ心理塾セミナー祭り」と称して20個のセミナーから4時間半で8つのセミナーを受講できるイベントを開催しています。参考にさせていただきたいですね。
それにしてもメルマガ、YouTube毎日更新は素晴らしいですね。1日15分の「スキマ時間」を活用しているそうです。重要なのは集中力です。「だらだら60分」やるよりも、「集中して15分」見習いたいものです。樺沢さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・続ける・・究極の成功法則・・
1「今日やる」ことだけを考える・・・
2楽しみながら実行する・・・
3目標を細分化する・・
4結果を記録する・・
5結果が出たらご褒美をあげる(p193)
・説得力ある文章を書くうえで、「引用する」という技術は必須です・・普段から引用元を集めてストックしておくことが必要です(p163)
・自己紹介の原稿は、「30秒」「60秒」の2パターンを作っておくのがいいでしょう(p98)
サンクチュアリ出版
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【私の評価】★★★★☆(84点)
目次
CHAPTER1 アウトプットの基本法則【RULES】
CHAPTER2 科学に裏付けられた、伝わる話し方【TALK】
CHAPTER3 能力を最大限に引き出す書き方【WRITE】
CHAPTER4 圧倒的に結果を出す人の行動力【DO】
CHAPTER5 アウトプット力を高める7つのトレーニング法【TRAINING】
著者経歴
樺沢紫苑(かばさわ しおん)・・・精神科医、作家。1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。メールマガジン「精神科医・樺沢紫苑 公式メルマガ」など15万部以上を配信している。その発行部数は国内でも屈指。Facebookページの「いいね! 」数は約14万。Twitterフォロワーは約12万人。こうしたインターネット・メディアを駆使して、精神医学、心理学の知識や情報をわかりやすく発信している。
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