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「覚えない記憶術」樺沢紫苑

本のソムリエ 2017/05/30メルマガ登録
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覚えない記憶術


【私の評価】★★★★★(90点)


要約と感想レビュー

 著者は毎日Youtube動画を投稿し、毎日メルマガを発行。さらに、年3冊の書籍を出版しながら、月20冊以上の本を読むという樺沢さんの一冊です。最近は、ウイスキー検定を受験して合格しています。樺沢さんの記憶術は、アウトプット記憶術です。ただ、アウトプットするだけで、記憶に残りやすくなるのです。


 アウトプットの例なら、例えば人に教える。一番勉強を覚えるのは、教えてもらう人ではなく、教える側の家庭教師なのです。他にも覚えたいことを人に話せば、記憶に残ります。人に話すために、ストーリーを作らなくてはなりませんので、そのストーリーの流れで頭に記録されるのです。

・【基本戦略1】覚えずに、ただ、アウトプットするだけ~「アウトプット最強理論」(p40)


 本を読んで何もしなければ、人は本の内容をすぐに忘れてしまいます。ところが、書評をブログに書く、感想を人に話す、手帖にメモするだけで、各段に記憶に残ります。書くだけで記憶に残るのは、漢字の練習で証明済だと思います。


 人間の記憶は、使う情報は長期保存し、使わない情報は忘れるように作られているのです。だから覚えたいことは、メモしましょう。それを週に3回も見て、覚えているかどうか確認すれば、人は覚えるのです。3回でだめなら5回。5回でだめなら7回繰り返せばよいのです。


・【書くだけ記憶術3】忘れる前にメモしよう!~「メモしまくり記憶術」(p53)


 「感情」が動くと記憶される・・ということが心に残りました。勉強しているときも、いかに自分を喜ばせるのか、驚かせるのか、ということが大事なのですね。樺沢さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・脳が「重要である」と判断する基準は、たった2つです。それは、「何度も使用される」か「感情が動いた」か(p39)


・「暗記」より「理解」を優先する・・その背景などもふまえて記憶する(p94)


・まず全体を俯瞰しよう・・全体像がわかると楽になる(p96)


・Aさんと会ったときの2ショット写真をFacebookに投稿しておく。そうすると、Aさんの顔と名前が強烈に記憶されますから、忘れにくくなります(p59)


・スライドをチェックしながら、講演で話す内容を「シャドー読み」で言葉に出して、1人シャドー・リハーサルをするのです(p68)


・午前中はずっと執筆。14時頃にランチに出て、そのまま2時間ほど執筆。さらに、別のカフェに移動して数時間執筆・・。これが私の執筆スタイルです(p157)


・マルチタスクしない・・脳は一度に2つのことができない(p219)


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【私の評価】★★★★★(90点)


目次

第1章 精神科医の「覚えない記憶術」で得られる3つのこと
第2章 無理に詰め込まなくてもいい~精神科医の「アウトプット記憶術」
第3章 記憶力に頼らずに成果を最大化する~精神科医の「記憶力外記憶術」
第4章 感情が動くと記憶も強化される~精神科医の「感情操作記憶術」
第5章 無限の記憶を獲得する~精神科医の「ソーシャル記憶術」
第6章 脳の作業領域を増やして仕事を効率化する~精神科医の「脳メモリ解放仕事術」
第7章 脳の老化を予防する~精神科医の「運動&生活習慣記憶術」



著者紹介

 樺沢紫苑(かばさわ しおん)・・・精神科医、作家。1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。メールマガジン「精神科医・樺沢紫苑 公式メルマガ」など15万部以上を配信している。その発行部数は国内でも屈指。Facebookページの「いいね! 」数は約14万。Twitterフォロワーは約12万人。こうしたインターネット・メディアを駆使して、精神医学、心理学の知識や情報をわかりやすく発信している。


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