「Jimmy」明石家 さんま

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Jimmy (文春文庫)

【私の評価】★★★★★(95点)


■ジミー(Jimmy)大西のジミーは
 大西がゴリラに似ていたから
 付けた芸名だという。


 犬はポチ、猫はタマ、で
 ゴリラはジミー。
 外人?ハーフでっか?


 この本ではさんまとジミー大西の
 出会いから、芸人としてのジミー、
 画家としてのジミーが生まれた
 経緯が書かれています。


・「笑いは振りとオチ、緊張の緩和や」「き、金魚のカンチョウ?」大西はたどたどしい口調で、聞こえたままに繰り返す・・・「・・金魚に浣腸しても入らへんやんか。動くし、さしにくいやろ?」・・さんまがツッコむ(p26)


■ジミー大西は小学校2年生まで
 話せなかったくらい知恵の
 遅れた人間であった。
 いじめられ、殴られ、
 金を巻き上げられた。


 社会人になってもジミーは、
 ろくに意思疎通ができない。
 「大西くん、好き」というと
 愛していると勘違いして
 ズボンを下げる。


 車を運転中に居眠りしたり、
 停車中の車の後ろで
 「渋滞してます」と言ったり
 占い師に騙されたり。


 でも、そんなジミー大西を
 クビにしようとする吉本興行に対し、
 「イタいやつと天才は紙一重や」と
 守ってくれたのはさんまさんなのです。


・「イタいやつと天才は紙一重や」「オクレ兄さんの言うとおりや。日比やんは知らんやろうけど、昔からの楽屋思い出してみるとけったいな人がゴロゴロおったんや(p75)


■ジミー大西を芸人として、
 画家として生き残りました。
 それを支えたさんまさんが
 素晴らしい。


 全てを笑いに変え、
 笑いが人を救うんだなと
 思いました。


 痛快!涙!笑い!
 最高の一冊でした。


 さんまさん、
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「笑えんことなんてな、この世にいくらでもあんねん!けどな、それを全部おもろいってなって笑ったら、笑ったもんの勝ちになるんや!そういう風にできてんねん!笑ってみい!」(p67)


・「俺はまだ半人前や。弟子とれるようなそんな立派な人間やない・・」「さんまさんに半人前言われたら、若手はどうしたら」「頑張ったらええねん。好きやったら、頑張れるで、自然と。ちゃうか、日比やん」(p128)


・人間はな、好きなことせな、進歩出来へんのや・・好きなことしてる時は、自分が努力してるなんて意識ないやろ?・・そもそも俺(さんま)は努力いう言葉、大嫌いやねん(p269)


・よう考えてみてください。吉本いうところは、昔からそんな人間ばっかりでっせ・・・」さんまの言葉が次第に熱を帯びていく・・品行方正な立派な社会人いてますか?俺もそうやけど、百歩譲って、ギリギリ社会生活が送れてる奇人変人ばかりでっせ。せやからおもろいんとちがいますか。そうした人間がまともなふりして生きているのが芸人の世界や、思うてます(p206)


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