「なぜ一流ほど歴史を学ぶのか」童門冬二

|

なぜ一流ほど歴史を学ぶのか (青春新書インテリジェンス)

【私の評価】★★★☆☆(78点)


■51歳で都庁の役人を辞め、
 歴史小説家になった
 童門冬二さんの一冊です。


 童門冬二さんの歴史の見方とは、
 自分の生き方と同じだという。


 つまり、先入観を持たないこと。
 通説を疑うということ。


・歴史は"複眼"で見るべきだと考えている。
 複眼で見るというのは、
 通説に対し疑いを持つということだ(p25)


■先入観を持たないと
 常に学ぶことができる。


 先入観を持たないと
 人を見る目がよくなる。


 先入観を持たないと
 謙虚になれるのです。


・"自分の歴史観"においても、
 "決めつけない歴史観"を
 やしなうように努力している・・・
 現実において、いま日々
 接する人びとに対しても、
 "決めつけない"ことを、
 極力おこなうようにしている・・(p183)


■つまり童門冬二さんの歴史小説には、
 自分の生き方が反映されている
 ということなのでしょう。


 見る人によって歴史というものは
 解釈が変わっていいという
 ことなのだと思いました。


 童門さん
 良い本をありがとうございました。


───────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・"見えない努力"を惜しんではいけない・・
 一人になったときにコツコツと
 「自己向上」の努力をおこなうべきだ(p118)


・歴史観とは「人生観」・・・
 「つねに自己肯定的」
 であるべきと考える。
 自分を否定はしない。
 オール肯定だ。
 「自分はこれでよいのだ」
 という自信を持って、
 人生の山や谷を堂々と歩いていく
 力を生む考え方である(p44)


・歴史における偉人たちは、老年をどう生きたか・・
 伊能忠敬・北条早雲・毛利元就・新井白石・
 松居遊見・鴨長明・徳川斉昭・黒田如水・・
 「現役時代にやりたくてもやれなかったこと」
 に専念することだった(p124)


・徳川幕府の幹部職は、すべて
 単数で任命されていない。複数だ。
 老中も若年寄も諸奉行も、
 すべて複数で人目いされている。
 しかも「月番」という担当者を設け、
 毎月一人ずつ仕事をさせる(p117)


この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
blogranking.png


人気ブログランキングへ


なぜ一流ほど歴史を学ぶのか (青春新書インテリジェンス)
童門冬二
青春出版社
売り上げランキング: 410,332

【私の評価】★★★☆☆(78点)

[Amazonで購入する]

[楽天ブックスで購入する]



■目次

序章 歴史には"解凍"の仕方がある~歴史を「いま」に生かす
第1章 勉史は「複眼」で見る~人間関係の「本質」を学ぶ
第2章 生きる道標としての「歴史観」~ブレない自分の支え方
第3章 歴史が"つながる"面白さ~人生で何を捨て、何を残すか
第4章 リーダーの見えない努力~"情"と"非情"のさじ加減
第5章 人生は下りに醍醐味がある~自分の「原点」を貫く生き方
第6章 歴史が自分の血肉となる瞬間~歴史から学んだ最大のこと



にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ第3位
にほんブログ村



この続きは無料メールマガジン 「1分間書評!『一日一冊:人生の智恵』:1ヶ月30冊を超える情報をe-Mailで」でお読みいただけます。

無料メルマガ購読

>月別(2002年7月~)