「人生で必要なことはすべて落語で学んだ」童門 冬二

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人生で必要なことはすべて落語で学んだ (PHP文庫)

【私の評価】★★★☆☆(72点)


■東北弁で語る東方落語を聞いていて、
 落語の世界はすごいな~と
 思って手にした一冊。


 著者はの講演会での語り口は
 落語だそうです。


 なぜなら、
 人を引き付ける話と話術が
 落語の中に凝縮しているからです。


・「ケガはしなかった?」
 ときいたのは、「厩(うまや)火事」で、
 主人公のぐうたら亭主が女髪結(かみゆい)の
 女房にきく台詞です・・・心配してくれたのかい?」
 「あったりめえよう。おめえにケガされたんじゃ、
 明日っから遊んで食えねえや」(p6)


■著者は、落語の中に
 不条理な世の中を生きていく知恵が
 あるといいます。


 貧しいときはどうするのか。


 嫌な奴とのつきあい方。


 上司や部下と折り合えないときは。


 やはり最後は、
 サゲ(落ち)がある。


 どこか心を軽くしてくれるのは、
 ユーモアというかウィットなのでしょう。


・どんな悲しい経験、苦労の経験があっても、
 「よかった、よかった、よかった
 と前向きどころか百八十度逆転させた受け止め方を
 する積極的な生き方につながります(p28)


■落語で講演会というのが、
 良いと思いました。


 落語のDVDがあったと思ったので、
 探してみます。


 童門さん、
 良い本をありがとうございました。


────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「劣等感というのは、結局は見栄から来ることが多い。
 見栄さえ捨ててしまえば、人間は
 どんな窮地に落ちても立ち直ることができる。
 むしろ、その時のほうが力が湧く」(p82)


・前田利家・・は一時期主人の織田信長の機嫌を損じて
 クビになりました。その時利家は、
 「挫折した時に、はじめて人間の心がわかる」と
 前置きして・・(p49)


・勝海舟は、
 「行蔵は我に在す、毀誉は他人のもの、我与らず候」
 と独白しました。
 「行いはおれのもの、それを褒めたりけなしたりするのは
 他人がすること
で、おれの知ったこっちゃねえ」
 という態度です(p28)


・今は新幹線に乗っても飛行機に乗っても・・
 多くのビジネスマンがパソコンのキーを
 叩きはじめます・・こういう忙しい連中を、
 「本当の間抜けだ」と思います(p74)


・上司や部下に対してつぎのような区分をしていました。
 A 言わなくてもわかる相手
 B 言えばすぐわかる相手
 C いくら言ってもわからない相手(p108)


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【私の評価】★★★☆☆(72点)


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■目次

風流に生きたい
底抜けに明るい生き方
貧しいけれど豊かに暮らす
ケチと倹約のちがいは?挫折したって歩いていける
プロとしての心構え
夢をかなえる法
老後なんて心配するな
忙しすぎてキツい時
コンプレックスをプラスに変える


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