「大丈夫だよ、すべてはうまくいっているからね。」斎藤一人
2017/04/03公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★★(95点)
要約と感想レビュー
健康食品販売で大富豪の斎藤一人さんの一冊です。一人さんは、人にダメ出ししたり、人を変えようとしません。「そのままでいいんだよ」と言うのです。「そのままでいいんだよ」と言われた瞬間、人は安心します。そして、安心してはじめて、自分らしさ活かして行動しはじめます。
人は、まわりから「あれを直せ」とか「これをやめろ」と言われると、「振動数」が下がるのです。そうした人が、「大丈夫だよ」とか「そのままでいいからね」と言われると「振動数」が高まるのです。「振動数」とは、エネルギーのようなもの。落ち込むと「振動数」が下がります。波動、オーラのようなものでしょうか。
・「そのままでいいんだよ」と言われても、人はどうしても必ず成長したくなるものなんです。逆に「そのままでいいんだよ」と"ありのまま"の自分を認められたとき、人は本来の長所や役割に気づき、その才能を十分に発揮できます(p29)
世の中には、「お前はダメ」「お前には無理」と親切心で人を否定して「振動数」を下げる人がいます。人から何を言われても自分の「振動数」を下げないようにしよう。自分で自分をほめて、「振動数」を上げようと一人さんは言います。小さいことでもいいから自分のことをちょっとでもほめることができるようになると、人のことをほめられるようになるという。
そして「自分は価値があってすばらしい人間だ」と思えると、価値があること、すばらしいことをしようとするのが人間なのです。まったくその通りですね。添付CDが最高でした。一人さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・蕎麦屋で「カツ丼、3つ」って言えば、カツ丼が3つ出てくるの・・・それと同じで、天に向かって「大丈夫じゃない」って言っていると、「大丈夫じゃないこと」を引き寄せるんです(p13)
・私は「自分にできないことがある」ことを知っていますから、「他人にもできないことがある」ことも知っています(p17)
・本当の「精神論」とは、自分のできることを知ることなんだよ。誰かや、なにかをマネすることじゃないよ(p25)
・好きなことをして、好きなことを言って、それで好かれる人間になればいいんです(p37)
・たとえば「威張っている人を見るとすごく腹が立つ」人というのは、自分の心の中に、人の上に立ったときに威張ってしまうという性格があるんです。または、自分が威張りたいのを抑えている。抑えているから余計に、相手が威張ると腹が立っちゃうんです(p82)
▼引用は下記の書籍からです。
サンマーク出版
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【私の評価】★★★★★(95点)
目次
○「飽きっぽい」のは欠点ではなくて才能
○「知恵」や「勇気」がなくても、しあわせになれる
○うまくいかないのは「私利私欲」が足りないから
○みんなが好きなことをやっても世の中はおかしくならない
○楽しみがない人は、すっぱいレモン汁を飲んでいるようなもの
○「悟り」とは"差"を取ること
○"法則"を知れば人生は変わる
○成功の振動数とは?
○ステキになるのには1円もかからない
○次に来るのは「人柄の時代」
著者経歴
斎藤 一人(さいとう ひとり)・・・1948年生まれ。銀座まるかん創業者。1993年から11年間連続で全国高額納税者番付10位以内。
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