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「明日をちょっぴりがんばれる48の物語」西沢 泰生

2016/10/04公開 更新
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明日をちょっぴりがんばれる48の物語 (青春文庫)


【私の評価】★★★★☆(88点)


要約と感想レビュー

 クイズ王でありながら、社内報担当、社長秘書を歴任した著者が教える成功法です。


 すべてに順調にいっているように見える成功者でも、実際には失敗することもある。失敗を乗り越えたから今の成功があるのです。成功する人は、失敗したときを乗り越える考え方を知っているのでしょう。


・「失敗したって殺されるわけじゃない」って、実は私自身が、仕事でテンパってしまったときに「別に殺されるわけじゃないか・・」と思い至って、心が楽になった魔法の言葉でした(p66)


 成功している人は、好きなことを続けている。ワクワクするから続けることができる。続けるから成功するのです。


 やるべきだからといって、人はやり続けることは簡単にができないのですね。


・水木(しげる)先生は、「好きの力を信じなさい」と言ったのです(p72)


 成功への道とは、好きなことをがんばり続けることなのだと再確認しました。そうしたことを見つけることができた人は幸せだと思いました。


 西沢さん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言


・「執筆時間が短いですけれど大丈夫ですか」と言われると、「大丈夫です。私、天才なので」とハッタリをカマしています(p15)


・自信には根拠はいらない。根拠のある自信は、自信ではなくただの勝算。根拠が崩れた途端に一緒に崩れ去ってしまう。だから、自信には根拠があってはならない(p104)


・ある企業では、面接会場の受付の女性の「あちらでお待ちください」という案内に対して、「ありがとうございます」というお礼の言葉がなかった学生はいっさい採用しないと決めているそうです(p131)


・人から何かを頼まれたら、相手が、『これくらいはやってくれるかな・・』と思っていることの倍くらいを返して、相手の期待を良い意味で裏切り続ける。そうやって『頼まれたら倍返し』を続けていると、どんどん信頼されて、次々にイイ仕事がまわってくる(p142)


・社長秘書の心得として、「秘書は不測の事態に備えて、次の次の次、すなわち3つは代案を用意しておかなくてはならない」という考えを学びました(p153)


明日をちょっぴりがんばれる48の物語 (青春文庫)
明日をちょっぴりがんばれる48の物語 (青春文庫)
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西沢 泰生
青春出版社
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【私の評価】★★★★☆(88点)



目次

第1章 「明日も、がんばろう」―そんな、前向きになれる話
第2章 「一歩踏み出してみよう」―そんな、勇気がわく話
第3章 「なりたい自分になれるかも」―そんな、自信がつく話
第4章 「なんだか、うまくいく気がする」―そんな、挑戦したくなる話
第5章 「肩ひじ張らなくていいんだ」―そんな、心が軽くなる話


著者経歴

 西沢泰生(にしざわ やすお)・・・1962年、神奈川県生まれ。大学時代からクイズ番組に出場するようになる。出場回数は20回を数え、『パネルクイズアタック25』『クイズタイムショック』等で優勝。日本初のクイズ同好会「ホノルルクラブ」に所属。仕事では、約20年間、社内報の編集を担当。その間、社長秘書も兼任で経験。現在は赤坂勤務の会社員


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