人生を変えるほど感動する本を紹介するサイトです
本ナビ > 書評一覧 >

「読めば必ずやめられる禁煙バイブル」ニール ケーシー

2016/03/19公開 更新
本のソムリエ
本のソムリエ メルマガ登録[PR]

読めば必ずやめられる禁煙バイブル


【私の評価】★★★☆☆(72点)


要約と感想レビュー

タバコは不倫と同じだという。ちょっとした火遊びから、すべてがはじまるのです。自分も相手も不幸になり、最後は破局が待っているのが共通点です。


 そして、タバコを吸ってしまうと、人は自分を正当化しようと、あとからそれらしい理由をでっちあげ、軽い火遊びから深みにはまっていくのです。また、タバコを吸うと何となく"ほっとできる"ということが、タバコをやめられなくなる原因なのです。


・喫煙者とタバコの関係がシャーリーンの陥っている不倫関係と基本的には同じ・・最後に待っているのは失望だけ(p30)


 タバコは毒なので、毒を注入されているイメージを持つことを推奨しています。ニコチンは、ヒ素やストリキニーネといった猛毒よりもさらに毒性が強いのです。しかし、ニコチンは致死性の毒ではないので、じわじわと体を蝕んでいくのです。


 そして、タバコの煙が肺に入ると、一酸化炭素が血流に入り、あなたは軽いめまいを起こします。これは一時的な酸素欠乏状態であり、この状態はオルガズムに似ているのです。タバコによって人はだまされているのです。


・タバコを吸うたびに、蛇に咬まれ、牙から毒を注入されている姿を思い浮かべてください。毒はごく弱い、非致死性のもの、つまりニコチンです(p135)


 タバコの本性を知り、悪いイメージを頭の中に作るということが大切です。真実を頭と体で実感すると良いのでしょう。ケーシーさん、良い本をありがとうございました。


この本で私が共感した名言

・禁煙初日の夜、私の全身は冷や汗でじっとりと濡れ、両手は細かく震えていました(p3)


・歯が痛いとき、虫歯を指で押して、痛みをわざと倍増させたことはありませんか?指を離したときに、痛みが少しだけ和らぐような気がする・・タバコを吸うのも、これとまったく同じです(p69)


読めば必ずやめられる禁煙バイブル
読めば必ずやめられる禁煙バイブル
posted with Amazonアソシエイト at 16.04.30
ニール ケーシー
双葉社
売り上げランキング: 672,306


【私の評価】★★★☆☆(72点)


目次

第1章 禁煙は正しい方法で行えばとても簡単
第2章 ニコチンの罠のしくみを理解しよう
第3章 タバコの幻想を打ち破る
第4章 自由を取り戻すための準備に取りかかろう
第5章 タバコは楽しいという思い込みを捨てよう
第6章 禁煙に意志の力は要らない
第7章 依存しやすい性格の人などいない
第8章 タバコを吸っても集中力は出ない
第9章 周りのスモーカーに惑わされないように!
第10章 代替品を使っても禁煙はできない
第11章 禁煙しても体重は増えない
第12章 本数を減らしても無駄
第13章 禁煙を恐れる必要はない
第14章 タバコから解放されて明るく自由な世界へ飛び出そう
第15章 ニコチンの禁断症状とどのように付き合うか
第16章 さあ、最後の1本を吸おう
第17章 潜在意識に焼き付けるイメージ強化CDを聴く
第18章 『禁煙セラピー』体験者からの手紙


楽天ポイントを集めている方はこちら



読んでいただきありがとうございました!


この記事が参考になったと思った方は、
クリックをお願いいたします。
↓ ↓ ↓ 
にほんブログ村 本ブログ 書評・レビューへ第3位
にほんブログ村

blogranking.png
人気ブログランキングへ

<< 前の記事 | 次の記事 >>

この記事が気に入ったらいいね!

この記事が気に入ったらシェアをお願いします

この著者の本


コメントする


同じカテゴリーの書籍: