「できる!禁煙―たばこをやめたい、やめさせたい人の」斎藤 麗子
2016/03/06公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
要約と感想レビュー
タバコを止めるには、タバコの害を知ることです。この本では、タバコの悪いところを学びます。女性にとっては、美容に悪いことが大きな影響があるのでしょう。たばこを吸うとビタミンCの吸収の低下により、シミができやすくなるのです。
一番インパクトがあったのは、マルボロの広告の男優が、51歳で肺がんで亡くなったことです。彼は、タバコのCMに出演していたことを後悔していたとのこと。タバコは怖いですね。斎藤さん、良い本をありがとうございました。
この本で私が共感した名言
・禁煙を開始するには、家族や周囲の人々に禁煙宣言するのも一つの方法です(p31)
・1週間以上たつと食べものがおいしく感じられるようになります(p34)
・国際疾病分類のICD10(1992年)ではニコチンは精神作用物質の使用による精神および行動の障害の一つとして・・・ニコチンをシンナーの次に記載しています(p201)
女子栄養大学出版部
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【私の評価】★★★☆☆(72点)
目次
1 どうしたらたばこはやめられる?
2 禁煙をサポートします
3 たばこの害について知りましょう
著者経歴
齋藤麗子(さいとう れいこ)・・・医学博士。日本禁煙推進医師歯科医師連盟運営委員。東京都町田保健所長。日本小児科学会代議員。日本小児保健協会代議員。東京医科歯科大学非常勤講師。昭和50年、東京女子医科大学卒業、東京医科大学小児科入局。昭和59年に東京都衛生局へ移り、東京都渋谷区恵比寿保健相談所長など5区の保健所を経て、現在、東京都町田保健所長。妊産婦や未成年者と喫煙の問題に力を注ぐ。喫煙の害に対する正しい理解を求めるため、みずからの調査研究の結果を国内外の学会、講演会で発表。その実践活動に対して、平成10年日本公衆衛生学会奨励賞を受賞。平成18年「健やか親子21」厚生労働大臣表
読んでいただきありがとうございました!
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