「「できる人」の相談する技術」福田 健

【私の評価】★★★☆☆（73点）

■困ったとき、わからないとき、
　自分の力では対処できないと思ったとき、
　あなたはどうするでしょうか。

　当然、
　わからないことは、
　わかる人に聞けばいい。

　ただ、
　なぜかそれができない場合がある。
　できない人がいるのです。

・困ったら、相談すればよい。
　迷ったら、人に聞けばよい。
　自分ひとりでムリなら、
　他人の力を借りることだ。（ｐ2）

■相談できる人は、優秀です。

　トラブルになる可能性があるなら、
　事前に一言、言うだけで、
　トラブル時に助けてもらえる。

　わからないことは、
　知っている人のアドバイスを聞いて、
　適切に処理できるのですから。

・相談しまくっていると言うこの女性に、
　たくましさを感じてしまう。・・
　「あんたは相談ばかりやな」
　とは上司談ですが、まんざらでもないことを
　知っているので、頼る姿勢は見せておきます（ｐ32）

■さらに、人に相談すると
　その人は優越感を持つことができます。

　仲間だと思ってくれるのです。

　一石二鳥とは、相談のことでしょう。

　福田さん、
　良い本をありがとうございました。

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■この本で私が共感したところは次のとおりです。

・相談しない人は、意外に多い。
　一言断ればよいのに、無断でやってしまう人である。
　有能でありながら、人の気持ちに対する
　配慮を欠く人、ともいえる（ｐ51）

・「お願いします。降ろしてください」
　はっきり声に出す人もいる。
　面白いもので声をかけると、周囲の乗客も、
　なんとか協力しようと・・・
　黙ってかき分けられると面白くないから、
　＜そう簡単に降ろすか＞と無言の抵抗で押し返す（ｐ7）

・伸びていく人は、
　・人の話を熱心に聞く
　・わからないことは質問する
　・部下に相談する（ｐ36）

・早い段階で、思い切って
　「困っている自分」「助けを必要とする自分」を、
　さらけ出してしまうことだ（ｐ41）

・部下に対しては、
　『○○について教えてほしいんだけど』
　『○○について、わたしはこう思うんだけど、
　キミはどう思うかな』
　このような、相談口調の話し方をしています（ｐ58）

【私の評価】★★★☆☆（73点）

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■目次

序章　「助けて」と言えないのはなぜ？
第1章　相談にはこんなすばらしい力がある
第2章　相談上手な人はここが違う
第3章　人をその気にさせる「頼み方」の技術
第4章　つい相談したくなる人
終章　「助けて」と言える人はすばらしい

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