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「議員秘書だけが知っている キーパーソンを味方につける技術」尾藤 克之

(2014年10月 6日)|本のソムリエ メルマガ登録
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議員秘書だけが知っている キーパーソンを味方につける技術

【私の評価】★★★★☆(88点)


■衆議院秘書からコンサルタント会社役員を経て、
 コンサルタントとなった著者が教える
 議員秘書の仕事術です。


 会社でいえば、総務部や秘書室が
 該当するのでしょうか。


 議員の意向を聞きながら、
 関係各所と調整していきます。


 バランスのとれた企画と
 隙のない根回しが大切なのです。


・根回しと思わせないようにする根回し・・・反対意見に対しては十分すぎるくらい話を聞く・・実行の約束や修正の合意をしてはいけません。「善処する」「検討する」「前向きに考える」(p68)


■そして、
 とにかくいろいろなところに顔をだし、
 相手を見定めながら、良い印象を
 持ってもらわなくてはなりません。


 まずは、手土産を持って、
 飲み会に誘うのです。


 もちろん自分と飲むことで、
 相手にもメリットあるという
 自信も必要です。


・「こんど、一献やりましょう!」と言ったのであれば、一度は飲む機会を設け、そのなかで相手を見定めるのです。近くまで行けば、手土産持参であいさつに伺う・・一度、食事や酒を交わせば相手の考えていることや相性はわかるものです(p41)


■清濁あわせのむ世界だと思いますが、
 実戦的な迫力がありました。


 相手によってカメレオンのように
 対応を変えることのできる秘書は
 あなどれません。


 尾藤さん、
 良い本をありがとうございました。


─────────────────────────────


■この本で私が共感したところは次のとおりです。


・「しかし!」→「おっしゃるとおりです。そこで、○○みたいな考えもあります」「でもね!」→「ですね!そう思います。あるいは、○○みたいなのはどうでしょうか?」(p73)


・会話をするときに、目を合わせたほうがいい時間は30~40秒です。それ以上になると圧迫感を生み、逆に少なすぎても自信なさ気な印象を与えてしまいます(p83)


・関係修復のためのテクニックは簡単です「申し訳ございません。何か、 機嫌を損ねることをしましたでしょうか」このひと言を口に出せるかどうかです(p126)


・豊臣秀吉は敵を攻めた際、ほぼ勝利は目に見えているにもかかわらず、織田信長に援軍の要請をたびたびしています・・手柄を上司に譲ってしまうのです(p146)


・政治家や政治家秘書と言われる人がちは人の悪口や批判をしません。それが、いずれ自分に戻ってくることを知っているからです(p159)


・陳情のような場では・・眉間にシワを寄せながら、結構たいへんかもしれませんなどと答え、どちらかと言えばがっかりさせるような印象を与えて・・・そして、その後すぐに特急便で手紙を出します・・・本日の訪問の御礼と陳情が対応可能な旨が書かれ、議員の直筆が添えられています(p17)


・「来月、200人程度のパーティを開きたい。君のほうで企画してちょっと考えてくれ」と言われたとします・・・有能な秘書であれば、派閥のお偉方や必ず出席してほしい先生方の事務所に連絡をして、その方々のスケジュールに合わせて会場を押さえるはずです・・・複数の案を伝えて、議員のイメージに最も近いものを選択してもらえばいいのです(p38)


・政治家は、多少の間違いであれば前言を撤回することはしません。・・・間違いを認めることで、バッシングをされたり、マイナスのエネルギーの影響でクヨクヨしたり、不安要素をさらに強くしてしまうことのほうがリスクだと考えています(p76)


議員秘書だけが知っている キーパーソンを味方につける技術
尾藤 克之
ダイヤモンド社
売り上げランキング: 166,385

【私の評価】★★★★☆(88点)



■目次

第1章 議員秘書こそ、「人たらし」のプロフェッショナルである
第2章 相手の懐に飛び込む議員秘書の5つの秘訣
第3章 「なるほど! 」と思わず唸るキーパーソンを味方につける技術
第4章 上司を味方につける
第5章 「人たらし」とは人生究極のゴールである


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