「夢は9割叶わない。」弘兼 憲史
2014/08/11公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★☆☆(78点)
■「課長 島耕作」の作者に、
社会での夢の叶え方を
教えてもらいましょう。
タイトルから言うように、
世の中とは思うようには行かないもの。
それでも、自分の実力を見ながら、
努力をしていけば、
それなりになるものです。
・「夢」という言葉を「目標」に変え、
実現可能なステージで闘っていけばいい(p2)
■技術が得意なら、技術を磨けばいい。
人間関係が得意なら、人間関係を作る。
人それぞれ、特徴があり、
良い点も、弱点もある。
その中で、自分らしさを発揮して、
なりたい結果を出していくのが、
成功なのでしょう。
・上司の機嫌とりだろうが、社内政治だろうが、
それが評価され、出世しているのが事実ならば、
それも立派な「能力」です(p150)
■島耕作は、現実主義でした。
社会では大人の対応も求められます。
そうした現実の中でチャンスを探して、
それをつかめるのかが勝負なのでしょう。
弘兼さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・現実的には、「努力が報われない」
ことのほうが圧倒的に多いのです・・・
「能力+努力」という2つの要素が
揃うことで成功している人がほとんどです(p16)
・正しい意見ほどソフトに言うべき・・・
正しい意見ほど、強い口調で言われたら、
言われたほうが反感を持つに決まっています(p166)
・部長にしろ、この女性の先輩にしろ、
みんなに敬遠されているような人の懐に
飛び込んでいくと、
けっこう面白い話が聞けたり、
貴重な経験ができるものです(p145)
・仕事にはスピードが大事・・・
特に意識したほうがいいのが
「着手するスピード」です(p60)
・40代以降は「自分で仕事を作る」
「自分でオペレーションをする」
世代だと僕は考えています(p121)
・「継続は力なり」・・・
「マンネリ」が1つの魅力となっていて、
視聴者、聴取者に安心感を与えている(p180)
【私の評価】★★★☆☆(78点)
■目次
第1章 すぐに成功しなくてもいい ~生き方~
第2章 つべこべ言わず、やってみる ~仕事~
第3章 「つまらない世界」こそ、面白い ~人生~
第4章 目の前の1人を喜ばせる ~人間関係~
第5章 「大人」として生きる ~自立~
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