「課長島耕作の成功方程式」渡辺利弥
2003/07/06公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★☆☆☆(68点)
要約と感想レビュー
サラリーマンの出世には、才能もあるし、派閥もあるし、人間関係も大きい。人間が作る組織だから、なんでもすっきりうまくいくことはないということです。
会社のためでなく、自分の出世のために働いている人もいるし、出世できないから年下上司の足を引っ張ろうと頑張っている人もいるのが現実なのです。そして、難しい仕事に挑戦しても、失敗すれば責任を取らさられる。結局、挑戦しない人が出世しやすいということに気づくこともあるでしょう。でも、そうした現実を知ったうえで、どうするかが問題なのです。
左遷されて落ち込んでも、何も変わりません。バリバリ仕事をして、だれかがそれを見ていてくれることを期待するしかないのでしょう。うまくいけばうれしいし、だめでもそれが人生のすべてではないのです。渡辺さん、良い本をありがとうございました。
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この本で私が共感した名言
・大相撲では、「運」「鈍」「根」という言葉をよく使う・・・まず、幸運を呼び込むこと、次いで鈍重にみえるくらい心身ともにずぶといこと、そして、決して根性を曲げないこと(p86)
【私の評価】★★☆☆☆(68点)
目次
1 ビジネス対処法
2 ビジネス・マインド編
3 会社&組織編
4 女というもの
5 女が男を好きになること
6 セックスについて
7 男の美学
8 男の責任
9 人生について
著者経歴
弘兼 憲史・・・1947年、山口県に生まれる。早稲田大学法学部を卒業後、松下電器産業に勤務。のち、漫画家として独立。1976年「朝の陽光の中で」で本格デビュー。 人生、人間、社会についての縦横無尽な洞察が弘兼漫画の特徴である。「人間交差点」で小学館漫画賞(1984年)、「課長島耕作」で講談社漫画賞 (1991年)。「黄昏流星群」で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(2000年)、日本漫画家協会賞大賞(2003年)。紫綬褒章受章(2007 年)(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『男は「笑顔」だ!―なぜか「人の心をつかむ人」の共通点』
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