「60歳から人生を愉しむ43の方法」弘兼 憲史
2011/10/01公開 更新本のソムリエ [PR]
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【私の評価】★★★★☆(85点)
■島耕作が教える「老人の品格」
とでもいうべき一冊です。
品格本は期待はずれが多いのですが、
この本は肩に力が入っていないので
読みやすい。
・あれもして、
これもして、
感動しながら死んでいきたい(p92)
■やはり歳をとっても、
活発に自分のやりたいことをやっている人は、
輝いていると思います。
体は老人でも、
心は青年ということでしょうか。
・まだまだ体の動くうちに皮靴をスニーカーに変えて、
もっと快活にいろんな遊びをしましょう、
と提案したいですね(p38)
■正しい生活習慣とやること(仕事)を維持しながらも、
常に新しいことに挑戦することが
若さを保つ秘訣なのでしょう。
島耕作も引退したら、
何をしていくのでしょうか。
弘兼さん、
良い本をありがとうございました。
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■この本で私が共感したところは次のとおりです。
・大人であるということは、
年齢には関係なく「自己責任」のもとに
生きているかどうかだと思っています。(p16)
・末期がんの患者さんたちが、
死ぬ前に何かしようではないかと話し合い、
モンブランに登頂するという企画を立てたのです・・・
その10年後、ほぼ全員が生きていて、癌が消えたという
人さえいた・・・一緒に登った現地人のシェルパの
方たちは全員、亡くなっていたそうです。(p104)
・死にざまをみせる・・・
僕自身、原稿を描きながら、
机の上に突っ伏して死ねたら
幸せだと考えています(p161)
・入社をすると毎朝、朝礼があって
『松下電器が遵奉すべき精神』なんかを読むんです。・・・
まあ、僕は心の中では「ケッ」くらいでしたが・・・
ホント、青二才でした。(p169)
・新聞も、朝日新聞と産経新聞という
両極にある新聞の社説を読み比べると、
こんなに見方が違うんだと驚かされることがよくあります(p153)
【私の評価】★★★★☆(85点)
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